【野球】横浜・尾花監督、解任の可能性高まる 球団売却話進行中で処遇凍結、秋季キャンプも自宅待機へ

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1丁稚ですがφ ★
横浜・尾花高夫監督(54)が、今季限りで解任となる可能性が21日、出てきた。
今季は3年契約の2年目で、まだ契約は1年残っている。球団売却話は完全にまとまらず、
来季の体制づくりも簡単に進められないでいる中、指揮官と腹心の岡本哲司総合コーチ(50)は
このまま退団の可能性が大きくなった。

4年連続最下位が確定したチームは、22日に巨人との今季最終戦(東京ドーム)を迎える。
その前日となったこの日は、横浜市内の球団事務所に加地社長ら球団首脳が集結。
来季の体制について話し合ったもようだ。

加地社長は「ノーコメント」だったが、関係者によれば、尾花監督と1軍コーチ陣全員は、
最終戦を終えた後は当面自宅待機とし、来月に奄美大島で行われる秋季キャンプに
参加しないことになった。来季の処遇は凍結されるという。

親会社のTBSホールディングス(HD)は現在、ディー・エヌ・エー(DeNA)との
球団売却話を進めている。これがはっきりしないと、新たな人事も決められない。
ただ、オーナー会議での承認は不透明とはいえ、DeNAと大筋で合意している現状の中、
現体制で動きだすわけにもいかない。苦肉の策として人事凍結となる。
関係者によれば、自宅待機となる首脳陣を来季も雇用する可能性はあるというが、
成績不振の責任を問い、尾花監督と岡本コーチはそのまま事実上の解任となる可能性が高いという。

球団幹部は「22日はキャンプに向けた実務的な打ち合わせをすることになる」。
来季へ向けての準備を始めるわけだが、自宅待機となる尾花監督らは当然蚊帳の外。
キャンプは、白井一幸2軍監督(50)らで指導していく。

ソース:中日スポーツ CHUNICHI Web
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/npb/news/CK2011102202000078.html