毎年恒例の単独ライブが11月26日に迫った女芸人の友近(38)。友近本人に直接話を聞いてみた。
ライブでは、独特なネタが多く、テレビとは異なるシュールなものもありますよね。
「ネタの多くは、気になっているけどなかなか言えないデリケートなものや、捉え方によってマイナスに
映ることを柔らかく表現して、共感できる形にしているつもり。なので、伝わらないこともあるかも
しれません。ライブでは、“私はこういうのを面白いと思ってるんですよ”っていうのを発表したいだけ
なんです」
それだと、発表することがメインで、最悪ウケなくてもいいぐらいのニュアンスに聞こえますが。
「それはあります。お客さんが笑わなくても気にならない。人によって笑いのツボや価値観が違いますから。
面白いと思ってくれる人が集まってくれればいいんです。初期の頃は、テレビでやっていたモノマネの
イメージが強かったせいか、若いお客さんが多かった。それでイメージと異なるネタをやると、みんな
不思議な顔して全然ウケない。今では30〜40代がほとんどで、20代の子なんてほとんどいません」
客層がガラっと変わるのは、本人から見て嬉しい変化なのでしょうか。
「すごく嬉しいし、やりやすくなりました。微妙なものの価値観が同じ人が多くなったと感じます」
芸能界は結婚ラッシュですが、私生活ではピンではなく早くコンビになりたいんじゃないですか。
「結婚は本当にしたい。来年か再来年には。この人と結婚したいと思う人もいます。いま38歳なので、
40歳までには子どもも産みたい。ただ、この世界に入って11年目でようやくスタートラインに立てた
感じなので、結婚に落ち着いていられない。そういう意味でも、この単独ライブにかける想いは強いです」
友近
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