2011年10月02日02時54分
提供:Goal.com
1日に行われたセリエA第6節、ローマ対アタランタの一戦は、3−1でホームのローマが勝利を収めた。
4試合ぶりにボージャンが先発出場したローマは、立ち上がりこそ拮抗した展開だったものの、
徐々にボールを支配して試合をコントロールする。
13分にはトッティのスルーパスからオスバルドが、18分にはトッティがミドルシュートで、
それぞれ先制を狙うが、アタランタ守備陣に阻まれた。
それでも20分、ローマは試合を動かすことに成功する。
デ・ロッシのロングボールに反応したボージャンが、巧みなボールコントロールからネットを揺らした。
セリエA初得点を挙げたボージャンはさらに31分、
左サイドから強烈なシュートを放つが、ここはGKコンシッリのセーブに遭う。
だが、このプレーで得たCKから、ローマに追加点が生まれる。
CKそのものは跳ね返されたが、浮いたボールを再び前線に送ると、
押し上げの遅れからフリーとなっていたオスバルドが、冷静にコンシッリをかわして無人のゴールへと流し込んだ。
オスバルドの3試合連続ゴールでリードを2点に広げ、ローマは良いムードのまま前半を終えた。
ところが48分、ローマはセットプレーから失点を許してしまう。
ショートコーナーからのクロスをデニスに頭で押し込まれた。
勢いづいたアタランタに押されるローマは、さらに68分、トッティが筋肉の痛みを訴えて交代。
それでも、守備陣が何とか踏ん張り、アタランタに追加点を与えない。
すると81分、勝負を決める3点目が訪れる。
今季初先発のシンプリシオが、中央突破からピアニッチとのワンツーで守備ラインの裏へ。
飛び出してきたコンシッリの肩口をかわす巧みなシュートでネットを揺らした。
ローマは前節パルマ戦に続く連勝で、本拠地オリンピコでは今季初の白星。
一方、アタランタは連勝が3でストップ。
今シーズン初めて土を付けられている。
http://news.livedoor.com/article/detail/5905107/