【パレルモ(イタリア)11日】インテル・ミラノのDF長友佑都(25)が、
今季開幕・パレルモ戦(アウェー)に左MFで先発出場。
右肩脱臼から約1カ月半で復活を果たした。試合は3−4で敗れたが、
10月11日のブラジルW杯アジア3次予選・タジキスタン戦(長居)での
日本代表復帰へ、一歩を踏み出した。
25度目のバースデーを、自らの“復活祭”とした。
12日の誕生日を4時間後に控えた今季開幕戦。
DF長友が右肩脱臼から約1カ月半でのスピード復活を遂げた。
3−4−3の左MFで先発すると、前半23分には左サイドから切れ込んで
ミドルシュート。
守備でも左サイドを崩されるシーンは皆無。
2−2の後半17分に交代したが、ガスペリーニ監督は
「疲れが見えてきた。負傷明けなので当然だろう。前半の動きはよかった」と
合格点を与えた。
7月30日の親善試合で負傷し、「なるべく早く復帰したい」と手術を回避した。
それでも開幕戦出場は絶望視されていたが、懸命にリハビリ。
選手会のストライキで、開幕が2週間ずれたことも追い風となった。
練習合流は8月24日。
新監督の新布陣になじんでなく、ゴールに絡むことはできなかった。
交代後に2失点し、3−4で敗戦。悔しさからか、試合後は取材通路に姿を
見せなかった。
ただ、復活への一歩を記したことは事実だ。
チームの公式サイトは「強烈なパワー、陽気さ、勝者精神が持ち味のユウトに、
チームメートとクラブ一同、すべてのインテリスタからハッピーバースデー!」
と、誕生日と復活を祝うコメントが掲載された。
次は14日の欧州CL初戦・トラブゾンスポル戦。
10月のW杯予選での代表復帰へ、大きな2歩目を刻む。
ソースは
http://www.excite.co.jp/News/soccer/20110913/Sanspo_SP_ssp20110913002.html