右肘靭(じん)帯修復手術からの復帰を目指すレッドソックス・松坂大輔投手(30)が、
早ければ23日にキャッチボールを再開することが10日、分かった。
術後からちょうど3か月が経過し、松坂が「(医師などから)実際に投げていないだけで、
投げるための筋力は整っていると言われたし、投げるイメージができてきた」と明かした。
すでに、上腕、下腕のトレーニングでは手術前と同じ重さのダンベルを使い、
ベンチプレスを上げたり腕立て伏せも行っている。肩や背中の筋力は、手術前より強くなったほどだ。
タオルを使ったシャドーピッチングに近い動きも取り入れるなど、
投球動作を想定しながら汗を流している。
前日9日からのレイズ3連戦でチームに一時合流。
この日は、別メニューながら試合前の球拾いにも参加した。各部位の強度を測定した数値
は順調で、週明けにもロサンゼルスで執刀医ヨーカム医師の再検査を受け、
そこでOKが出れば20フィート前後(約6メートル)の軽いトスから始まる投球練習に“ゴーサイン”が出る。
「手術前に3、4か月は投げられないと聞いた時は、長いと思った。
でも、時間が経過したら、そうでもなかった。今は投げることを考えるだけで明るくなれる」。
日焼けした精悍(せいかん)な顔と盛り上がった筋肉。再び右腕をしならせる日が近づいている。
http://news.livedoor.com/article/detail/5854046/