http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110912-00000002-san-base 女子サッカーの「なでしこジャパン」の活躍で沸く日本のスポーツ界。サッカーに負けじと、
2年目を迎えた女子プロ野球を引っ張るのが、兵庫スイングスマイリーズの小西美加さん(28)だ。
開幕初年度となった昨季は最多勝、最優秀防御率、最多奪三振と投手タイトルを独占。
今年7月にはリーグ第1号となる本塁打も記録した。投げて良し、打って良しのスーパーエースが
野球への熱い思いを語った。(聞き手 村田雅裕)
−−女子プロ野球が始まり、2年目となりました
小西 自分の好きな野球を毎日できることが、うれしいですね。最初、話を聞いたとき、『うそだろう』と
思ったのですが、予想をはるかに超える環境をつくっていただきました。
−−プロになる前は
小西 女性だけのクラブチームを作り、週末だけ硬式野球をしていました。アルバイト収入は用具代で
なくなりました。当時はプロができるなんて、想像もできませんでした。夢が現実になったようです。
−−試合のない日は、どのような生活を
小西 午後2時ぐらいまで練習です。寮に帰り、夕方から柔道整復師の資格をとるための学校に行っています。
−−年俸は
小西 昨季は全員一律で200万円だったのですが、今季は昨季のプレーが評価され、180%増になりました。
−−2年目の目標は
小西 開幕時に2つのことを掲げました。女子で初の130キロの速球を投げること。もう1つはリーグ初の本塁打です。
−−リーグ初本塁打は7月23日に福知山球場で打ちましたね
小西 直球を待っていて、甘いコースにきたのでたたきました。実は本塁打を打つ夢をみていて、夢の中では
ベースをゆっくり回って側転してホームベースを踏んでいた。でも実際に打つと、自分自身がびっくりしてしまい、
側転もせず、予定より早くベースを1周してしまいました。