【コラム】地味球団の逆襲と監督の手腕〜ブルワーズとDバックスの快進撃〜（芝山幹郎）

ジャイアンツのプレーオフ進出に赤信号がともった。黄色信号などとは、もういっていられない。
ナ・リーグ西地区の首位を走るダイヤモンドバックス（以下Dバックスと記す）には、
すでに6ゲームの差をつけられてしまった（9月6日時点／以下同様）。残り20試合での逆転はまず不可能だし、
ワイルドカード・レースでも、東地区のブレーヴスに7ゲーム以上引き離されている。
開幕前、私はジャイアンツのワールドシリーズ連覇もありうると予想していたのだが、これは夢想にすぎなかったようだ。

代わりに眼を惹くのが、ブルワーズとDバックスの快進撃だ。投手力を強化したブルワーズ
の変貌は私も予想していたが、Dバックスの大化けは読めなかった。どちらの球団も昨年（2010年）
は負け越している。ブルワーズが85敗で、Dバックスが97敗。後者などは、勝率4割がやっとだった。

ただ、前年に負け越した球団がプレーオフに進出する例は珍しくない。1995年から2010年までの
「ワイルドカード時代」に限っても、プレーオフに進出した128球団のうち、31球団までもが前年
に負け越している。近年の例では'08年のレイズや'07年のインディアンスが記憶に新しいが、
'97年と'03年のマーリンズや'02年のエンジェルスのように、あれよあれよという間にワールド
シリーズを制した球団も、なかには混じっているのだ。

（続く）

http://number.bunshun.jp/articles/-/158481

（続き）

■地味な戦力で最大限の戦果を挙げる監督とGMの手腕。
では、今季の2球団はなぜ化けられたのだろうか。変貌と逆襲の原動力はどこにあったのだろうか。

最初に断わっておくが、両球団とも大金をはたいてFA補強に走ったわけではない。新加入の
顔ぶれを見ても、実に地味だ。ブルワーズが、S・グリーン、M・コッツェイ、斎藤隆。
DバックスがG・ブラム、W・ブルームクイスト、H・ブランコ、Ｊ・Ｊ・プッツ（まるでマリナーズの同窓会だ）。
年俸総額でいっても、昨年に比べてむしろ少なくなっている。

となると、観客の眼はやはり、監督とGMの手腕に向かう。

ブルワーズがダグ・メルヴィン（GM）とロン・レニッキ（監督）。
Dバックスがケヴィン・タワーズ（GM）とカーク・ギブソン（監督）。

知名度でいうなら、当然Dバックスのほうが高い。なにしろこちらは、'88年のMVP
（というよりワールドシリーズ代打ホームラン男の）キャプテン・カークことギブソン
が指揮を取っている。一方のレニッキは、現役時代にほとんど目立った成績を残していない。

■快進撃の理由は1点差試合を制する勝負強さ。
年齢は近いし（レニッキが'56年生まれで、ギブソンは'57年生まれ）、ともに新監督
（ギブソンは昨年、監督代行をつとめたが）という共通点もあるのだが、両者の横顔
はずいぶん異なる。

にもかかわらず、ふたりが作り上げたチームはどこか似た匂いを放っている。

基本が投手力のチームであることはもちろんだが（ブルワーズには、グリンキーと
ガヤルドとマーカムがいる。Dバックスには、ケネディとハドソンとソーンダースがいる）、
両球団とも1点差ゲームにめっぽう強いのだ。Dバックスが23勝14敗（9月6日現在、大リーグ
全体で3位）、ブルワーズが28勝16敗（全体で1位）。そう、この勝負強さこそ、快進撃の
原動力にほかならない。

そんな両球団が、ポストシーズンでは、リーグ最強のフィリーズに挑む。この調子で行けば、
ディヴィジョン・シリーズではDバックスが、NLCSではブルワーズが刺客と化すことになるはずだ。
果たして彼らは、「投手の時代」にふさわしい波乱劇を演出することができるのか。地味な
チームが台風の目になると、プレーオフにも味が出てくる。

（終わり）

ふーん

このスレいらねえだろｗ

NFL開幕でアメリカは見向きもしねぇｗ　

スピードについていけない老人の余生を支えてあげてくれ

芝山幹郎てこういう記事も書くのか。
映画評論しか知らなかった。

>>4
同意　いらねぇ

基本が投手力のチームであることはもちろんじゃない
ナ・ERA　6位 Milwaukee　　　　　　 　　　　　　　　9位 Arizona
打率　3位 Milwaukee　ブルワーズは打で勝ってる　

しょぼい記事だな

ジャイアンツって言われたから
読売巨人の事かと思ったよ

スレタイが「地球軍団の逆襲」にみえた

要するに、広島は監督とオーナーがまともだったら優勝できたのにってことか

>>5
お前のことをまさに情弱っていうんだろうなｗ人格障害者が親だから仕方ないかｗ

SFはあの打力じゃ厳しいわなｗ

>>2
しかしひでぇねつ造記事だなｗ元マリナーズっていってもまともに活躍してるの
プッツだけじゃねーかｗ

弱いチームでもウェーバーでいい選手取って
強くなれるんだよな？アメリカって。

でもこのスレはいらないと思う。

面白い記事。おれはこのスレいると思う。

>DバックスがG・ブラム、W・ブルームクイスト、H・ブランコ、Ｊ・Ｊ・プッツ

マジかよ。。。　ゴキオタやめるわ

MILは若手プロスペを全放出の勢いでトレードに使ったからだろうに
来季から数年低迷するぞ

MILは本気でかけてるんだろう
前回のサバシアのときはむなしく終わったが

ミルウォーキーとアリゾナだよ。
それぐらい憶えておけ。

でもブルワーズは今年で終わりでしょ
今年の優勝と引換に将来性のある若手を放出してる
高給取りは賄えないから今シーズン限りで殆ど放出

来年以降は再び低迷するのは確定事項

弱いチームでもまぐれで選手の好調が続いて勝つ年ってあるのよ

>>21
ブラウンとウィークスは囲ったがなぁ
あとは金次第、昨年NL中首位のレッズと違って金は使えるわけだし