サッカー協会資金、元事務局長が愛人ホステスに
群馬県サッカー協会の運営資金を横領したとして、業務上横領罪に問われた
元協会事務局長で無職高橋義之被告(55)(前橋市平和町)の初公判が
26日、前橋地裁(畑口泰成裁判官)であった。
高橋被告は起訴事実を認めた。検察側の証拠説明では、高橋被告が
ずさんな会計処理につけこみ、「いくらでもごまかしがきく」と考え、
2003年に事務局員になった直後から横領を始めていたとする供述調書の内容を明らかにした。
検察側の冒頭陳述などによると、高橋被告は08年4月18日から10年3月30日の間、
24回にわたり、協会の預金口座から引き出した現金の一部を自分名義の口座に
入金するなどして、計252万円を横領。愛人関係にあったホステスに渡したり、
借金の返済に充てたりした、とされる。高橋被告は1999年頃、勤めていた会社を退職し、
アルバイトをしていたが、退職金が尽き、銀行や消費者金融から借金をしていたという。
検察側は証拠説明で、高橋被告の調書を読み上げ、「前の事務局長も協会の金を使い込んでいた」
との供述も明らかにし、協会のずさんな会計処理が長期にわたって続いていたことを示した。
(2011年8月27日13時24分 読売新聞)
ソース
サッカー協会資金、元事務局長が愛人ホステスに : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110827-OYT1T00174.htm