「京都市の特別観光大使なのに」「残念」「発言、うそくさく」 街の声さまざま
京都市南区出身の島田紳助さんは、平成11年から今年3月末まで市の特別観光大使を務めた。
司会を務めるテレビ番組の企画で「平成の新選組プロジェクト」に取り組み、
関西在住の学生で結成する5人組男性アイドルユニット「新選組リアン」を21年にデビューさせるなど
京都の活性化に情熱を注いでいた。
門川大作市長は「幅広い活動をされていただけに、このようなことになって極めて残念」と言葉少な。
市広報課の男性職員は「クリーンなイメージの人と思って特別観光大使をお願いしたのに…」と肩を落とした。
街の人たちも引退表明にさまざまな声をあげた。
神戸市垂水区の専門学校生、中村友香さん(19)は「大好きなタレントだったのでショック。テレビで
見ることができなくなるのは残念」と話す一方、大阪市住之江区の医療事務員、藤原朋可さん(23)は
「番組ではいいことを言っていて、影響力のある芸能人だと思っていた。でも、そういう発言がうそくさく感じてしまう」。
また、兵庫県姫路市の会社員、東勇佑さん(28)は「反社会勢力との関係は芸能界全体に浸透していると思っていたが、
改めて認識した」と話した。京都市下京区の自営業の男性(26)は「犯罪者ではないし、やめる必要はなかったのでは。
逆にさらに“黒い”ことを疑ってしまう」と引退に疑問を示した。
▽産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110824/ent11082400500001-n1.htm