【話題/映画】サムソン、アップルとの特許裁判の中でキューブリック監督作品『2001年宇宙の旅』1シーンを証拠として提出

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サムソン、アップルとの特許裁判でキューブリック映画『2001年宇宙の旅』を証拠として提出

サムソンは米国時間で22日、iPadとGalaxy Tabの類似性をめぐるアップルとの裁判において
反論文書を提出した。その中で証拠としてスタンリー・キューブリック監督の古典SF映画
『2001年宇宙の旅』の1シーンを上げていることが明らかになった。

ウォールストリート・ジャーナルおよび特許専門ブログ「FOSS Patents」によると、サムソンが
カリフォルニア州北部地区連邦地裁に提出した反対文書は、広範囲にわたる陳述と、それを
裏付ける多数の証拠から構成されており、その中に『2001年宇宙の旅』のワンシーンが
含まれているという。

この映画は、スタンリー・キューブリックが監督した1948年制作の古典ともいえるSF映画。
該当のシーンは、宇宙船の内部でふたりの宇宙飛行士が食事をしながら、テーブルに置いた
薄型のディスプレイで映像を見ているというもの。ノートサイズのスクリーンだけで構成された
デバイスは、確かに最近のタブレット端末全般を想起させるデザインとなっている。

陳述ではさらに、YouTubeにアップされた該当シーンのクリップへのリンクを示すと同時に、
iPadのようなタブレット端末は40年以上前に描かれた大ヒット映画に描かれており、
iPadの独自性を否定する先行技術になりうると主張している。

画像:http://dt.business.nifty.com/wp-content/uploads/2011/08/20110824_01.jpg

ソース:niftyビジネス 2011年08月24日 18:24(青山 祐輔)
http://dt.business.nifty.com/articles/6160.html