【MLB】かなり深刻な状況のツインズ・西岡 打率.217 出塁率.257 長打率.241 OPS.498

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1いかんのか?φ ★
MIN 9−4 NYY

ツインズが序盤の攻勢と、先発のフランシスコ・リリアーノの好投でヤンキースに大勝しました。
これで、前日の敗退で16まで拡大してしまった借金をひとつ減らしたことに成ります(55勝70敗)。
しかし、今季の残り試合は37試合でしか無く、開幕前には地区優勝候補の筆頭に挙げられていたツインズの逆転優勝はもはや絶望です。
今季はスタートで躓き6月1日時点では借金が20まで膨らみました。
その後一気に追い上げて、6月21日には借金は7まで返済しましたが、それ以降は完全に息切れでした。

今季の不調の要因としては、主力選手に故障者が続出したことが挙げられています。
確かに、至宝のジョー・マウアーを始め、ジャスティン・モアノー、西岡剛、ジェイソン・クーベル、ディナード・スパンらが50試合前後を欠場しています。

しかし、正しく表現するなら今季のツインズのふがいない戦いぶりの原因は主力の「故障と不調」です。
ここに挙げた故障者達の内、出場している期間にそれなりの活躍を示したのはクーベルだけだと言い切って良いでしょう。
特にひどいのが、マウアー、モアノー、西岡です。
マウアーは打率こそ.277(スタッツは19日終了時点)ですが、本塁打がまだ1本しかなく長打率は.335と信じられない低さです。
MM砲のもうひとりのモアノーもOPSはなんと5割台、主軸としては完全に失格の数値です。

極めつけは西岡です。
今日は試合開始直前に右脇腹の痛みで急遽スタメンから外れましたが、現在の調子なら今後は体調が万全でも出場機会は激減しそうです。
日本のメディアの報道では、西岡の期待外れぶりがあまり強調されていませんが、かなり深刻な状況と申し上げて良いでしょう。
.217という打率や依然ゼロの本塁打以上に、出塁率.257、長打率.241、その結果のOPS.498はレギュラー失格の数値と言わざるを得ません。
私が最も心配しているのは、開幕当初から西岡の低打率、低出塁率、低長打率にほとんど変化が無いことです。
要するに進境が無いのです。
多くの首脳陣が、「まだメジャーにアジャストする過程にある」のではなく「所詮この程度の選手」というレッテルをいつ貼ってもおかしくない状況だと言って良いでしょう。

http://news.livedoor.com/article/detail/5802723/