2011年ラグビー・ワールドカップNZ大会に出場する日本代表のジョン・カーワンHC(ヘッドコーチ)は22日、
最終登録メンバー30名(FW 16・BK 14)を発表した。21日のアメリカ代表戦に出場したFL西原忠佑(パナソニック)は落選。
当落をめぐっては、FLバツベイ シオネ(パナソニック)との争いと見られていたが、カーワンHCは
ラインアウトでも強力オプションとなるバツベイを評価。西原を外したことについて指揮官は、
「厳しい決断だった。彼は若く、将来有望な選手。スキルを習得中であり、ブレイクダウンでのボールへの絡みなど、
今後の成長を期待している」と語った。
8月のイタリア遠征中に左膝関節を痛め途中帰国していたFB有賀剛(サントリー)は2大会連続の
ワールドカップ出場とはならず、替わりに再招集されたユーティリティーBK上田泰平(ホンダ)が
チャンスをものにした。前回(2007年)のワールドカップを経験しているのは、LO大野、LOトンプソン、
SH吉田、CTB平、CTB今村、WTB小野澤、WTB遠藤の7名。日本代表歴代2位のキャップ数(64)を誇る小野澤は、
2003年大会にも出場しており、過去2大会で2トライを記録している(2003:スコットランド戦、2007:ウエールズ戦)。
日本代表は30日にニュージーランドへ向けて出発し、北島ノースハーバーで合宿後、9月10日に初戦として
フランス代表と激突する。そして、16日にニュージーランド戦、21日にトンガ戦、27日にカナダ戦となっている。
(メンバーは
>>2)
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