20日、日大三11―0光星学院)
■光星学院・川上竜平主将 悔いはない。すっきりしている。勝てば多くの人が喜んでくれることが励みになった。
(震災があったが)自分たちは野球をやらせてもらえたことにも感謝したい。結果を出して恩返しをしたかったからここまで来られた。
■光星学院・仲井宗基監督 強かった。完敗。東北や優勝への思いを力に頑張ろうと思ったが、想像以上に相手が強かった。
全国トップのチームは、相手の一番いい球を狙っていく。それを肌で感じた。また一からチームを作り直し、鍛えていく。
■本塁へ夢中で走った 光星学院・金山洸昂選手
金山洸昂(3年)は5回、「俺が流れを変える」と自分に言い聞かせて打席に入った。
甘く入った初球をたたき、左前安打。四球で2死一、二塁とし、
中学から同じチームでプレーする秋田教良(3年)が初球を右前へ運んだ。
夢中で本塁を目指した。
牽制(けんせい)を警戒して、リードを短くしていたのが響いたのかもしれない。
右翼手の肩が強かったのかもしれない。滑り込む直前に捕手に阻まれタッチアウト。
「甲子園に来てからずっとみんなには迷惑をかけてきちゃった」と涙を見せながらも、「やっぱり甲子園は最高に楽しかった」。
http://www2.asahi.com/koshien/93/localnews/TKY201108210073.html >>2以降に続く