韓国に3−0で快勝した日本は、これで15試合連続無敗に。代表の史上最長記録をまたも更新した。
同時にザッケローニ監督が就任して以来の不敗神話も、「12」まで伸びた。
9勝3分け。指揮官の母国イタリアのサッカー哲学よろしく、サムライブルーはとにかく負けない。
世界中の物好きなサッカーファンにも、日本の「世界王者」としての風格と安定感は、だいぶ認知されてきたはずだ。
英国ウェブサイトが認定する「アンオフィシャル・フットボール・ワールドチャンピオンシップ
(=UFWC、非公式サッカー王者)」の現王者である日本は、挑戦者の韓国を退けたことで、
節目となる10度目の防衛に成功した。
UFWCは1873年にスコットランドに勝ったイングランドを初代王者として、ボクシングのタイトル戦と同様に、
国際Aマッチで王者を倒したチームに王座が移る方式を採用している。
ザックジャパンは昨年10月の親善試合で、当時の王者アルゼンチンを破ってタイトル奪取。
なお女子日本代表「なでしこジャパン」も、先月の女子W杯決勝で米国を下した際に、女子版UFWCの王座を手にしている。
史上8カ国目(のべ10カ国目)のアベック世界王者は来月から、立て続けに“防衛戦”に臨むことになる。
まず来月1日に女子が中国・済南でロンドン五輪アジア最終予選のタイ戦。翌2日には男子が
ブラジルW杯アジア3次予選の北朝鮮戦をさいたまで行う。
いよいよ国際大会の出場権をかけた真剣勝負がスタート。日本のみならず、“世界王座”の行方を
気にする世界中の好事家にとっても、手に汗握る季節の到来だ。
http://topics.jp.msn.com/sports/football/article.aspx?articleid=664878