≪モノを言える女優へ 心機一転≫
「これからは言いたいことを言おうと思っています。言わないと伝わらないし、名前を変えたのもその一つ。
変わらないといけない」
今年4月1日に「ちひろ」から本名の「千弘」に芸名を変更した女優、大塚千弘(25)。舞台「レベッカ」
「ゾロ ザ・ミュージカル」で「第36回菊田一夫演劇賞」を受賞したばかりの実力派だが、4年ぶりの連ドラ
に挑んでいる。テレビ朝日系木曜ミステリー「京都地検の女」(木曜午後8時〜)で、新人女性刑事の栗原美波
として新レギュラー入りした。
■名取裕子に衝撃
「舞台ばかりやっているとお芝居が大きくなります。ドラマは瞬発力が必要です。15歳からお仕事をさせて
いただいて節目の10年目。先輩の見習いたいところはいっぱいあります。全部盗みたい!」
初役となる刑事にモチベーションも上がる。撮影現場ではまるで“1年生”のような心境だという。まず、主
演の名取裕子の仕事への取り組み方に衝撃を受けた。
「カメラからの見え方、立ち方…技術面に加えて、『こういう芝居のやり方もあるのよ』と何パターンも教え
ていただきました。あと衣装の管理も人任せにせず、全部自分でやってらっしゃいました」
美人3姉妹の長女。大塚はOLの次女と一緒に住んでいる。そして一番下の妹が女優の山下リオ(18)。近
所に住んでおり、「ごはんを作ったりしたらどっちかの家に入り浸っています。末妹ははっきりとものを言うタ
イプで『あれはあかんと思うわ』と私によくダメ出ししています。でも悩み事も相談しますし、同業者というこ
とで心強いです」と大塚。仲良しの妹たちにも囲まれ、充実の11年目を迎えているようだ。(松本明子/SA
NKEI EXPRESS)
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http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110804/ent11080411420005-n3.htm http://sankei.jp.msn.com/images/news/110804/ent11080411420005-p1.jpg