【野球】阪神、金本の「特別休暇制度」を廃止　後半戦フル稼働へ[11/07/20]

○金本「特別休暇制度」廃止で後半戦フル稼働へ…阪神

真弓阪神が、後半戦の貯金生活に向け、金本知憲外野手（４３）の「特別休暇制度」を廃止することが
１９日、分かった。右肩に不安を抱えるため、これまでは４試合以上の連続出場を避けるなど対策を
練ってきたが、夏を迎えて状態が急上昇。今後は休養日を設けずにスタメン出場を続ける方針だ。

前半戦で最大１１の借金を抱えるなど苦戦した阪神も、この日ナイターで中日が敗れて、４月２０日
以来の２位タイに浮上。首位・ヤクルトを追うために、ベテランの力に託す。和田打撃コーチは６連戦が
７週続く後半戦の金本の起用法について、「これまでは４試合出たら休むとか、決めてやってきたけど、
これからは決めずにやっていく」と、今後は“定休日”を設定しないことを明かした。

状態が上向いていることは、誰の目にも明らかだ。１２日の巨人戦（甲子園）から７連戦となったが、
今季初めて７試合連続の先発出場。中でも、１６日の横浜戦（横浜）からは３試合で１０打数５安打、
２本塁打、６打点と、好調だ。この日は雨天中止となり、練習はアップ終了後すぐに切り上げたが、
試合があれば８試合連続で先発出場する予定だったという。

「７連戦しても、何も問題が出ていないからね」と、和田コーチは状態に太鼓判。勝負どころでの
働きは、まだまだ若手選手の追随を許さない金本。右肩の不安がなくなったベテランが、逆転Ｖへ
先導する。

□ソース：おおさか報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/baseball/npb/news/20110720-OHO1T00054.htm