こだま和文や屋敷豪太、宮崎泉(Dub Master X)などを中心メンバーとし、
1980年代の日本においてライブダブバンドとして唯一無二の境地に達したMUTE BEAT。
そのメンバー自選による初のベストアルバム「The Best of MUTE BEAT」、
初の映像作品となるライブDVD「GLADDY meets MUTE BEAT」、
コンプリート12inchシングル集「STILL ECHO」が本日7月6日に一斉発売された。
ベストアルバム「THE BEST OF MUTE BEAT」は今までに発表された数々の名曲や名演の中から、
全メンバー自らがセレクトした10曲の厳選音源を収録。
さらにボーナストラックとして、スカの生き証人とされるキーボード奏者・グラッドストーン“グラディ”アンダーソンと
「GLADDY / MUTE BEAT」名義で発表した「Something Special(with Gladdy)」も収められる。
ちなみにこの曲は1987年にOVERHEATが日本のレーベルとして初めてジャマイカでリリースした、非常にレアな7inchに収録されていた。
ライブDVD「GLADDY MEETS MUTE BEAT」に収められるのは、1987年2月14日に青山スパイラルホールで行われた、
グラッドストーン“グラディ”アンダーソンとMUTE BEATのライブセッションの模様。
2時間におよぶライブを4台のカメラで撮影をした幻のテープが発見され、23年の時を経て新たに編集された。
MUTE BEATにとって初の映像でもあり、近年公開されたドキュメンタリー映画「Ruffn' Tuff」でも注目されたグラディによる全盛期のプレイも観ることができる。
そして「STILL ECHO」は、オリジナル1stアルバム「FLOWER」リリース前の12inchシングル3部作をまとめた、1987年発売の実質的な1stアルバムを復刻したもの。
オーガスタス・パブロが参加した「STILL ECHO (MELODICA MIX)」はもちろん、
今回は新たに12inchアナログ盤でしか発売されなかった朝本浩文の楽曲「Sunny Side Walk」と増井朗人の楽曲「A Stairwell」も追加収録し、
バンド黎明期のコンプリート盤となった。
なお、収録音源はすべてデジタルリマスタリングが施されている。
ソース:ナタリー
http://natalie.mu/music/news/52624