【サッカー】低迷する浦和、サポーター離れも加速

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1 ◆Grampus/xc @跋扈ん跋扈ん大統領φ ★
低迷する浦和、サポーター離れも加速


 4年前のアジア王者がもがいている。浦和は4月の仙台戦以降8試合勝ちがなく、
前節を終えてJ2降格圏の16位と低迷。特に連敗を「3」で止めた5月のC大阪戦以降は
J1記録に並ぶ5戦連続引き分けと、勝利に一歩届かないもどかしい試合を続けている。
かつて選手として在籍し、今季就任したペトロビッチ監督は「縦への意識」を訴えて
攻撃の再構築を図っているが、前節までのチーム得点「10」はJ1で4番目に少なく、
物足りなさは解消されていない。

 低調な戦いぶりにサポーター離れも加速。昨季ホームの1試合平均が3万9941人と
5年ぶりに4万人を割り込んだ入場者数は今季、平均3万6千人台とさらに落ち込む。
この日も雨天とはいえ、スタンド上階は空席が目立ち、相手の清水に在籍する元浦和の
小野、高原、永井に対するブーイングも以前ほどの大音量とはならなかった。

 同じく浦和に在籍していた日本代表主将・長谷部(ウォルフスブルク)も観戦に訪れた
3試合ぶりのホームゲーム。指揮官は「勝つことでチームに自信がつき、
さらに上を目指せる状況になる」と力強く選手を送り出したが、チーム最多の4得点を
挙げているU−22代表の原口を五輪予選で欠く攻撃陣は迫力不足。逆に前半24分、
清水のボスナーに豪快なミドルシュートで先制を許した。栄光を取り戻す道のりは、
まだ困難が続きそうだ。(奥村信哉)

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/soccer/513117/