日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(58)が、7月の南米選手権(アルゼンチン)に
J2FC東京のDF今野泰幸(28)、浦和のDF浜田水輝(20)、流通経大のMF山村和也(21)を
招集する方針であることが30日、分かった。日本サッカー協会関係者が明かしたもので
所属クラブ側も理解を示しているという。日本代表の南米選手権出場は海外組15人以上の
招集が条件となっており、国内からは7人前後を選出する予定。まずは守備の中心となる
3人が内定した格好だ。
J2では異例の光景だった。FC東京―札幌戦が行われた味スタには、ザッケローニ監督
はじめ日本代表のイタリア人コーチ陣5人が集結した。視線の先には最終ラインで獅子奮迅の
働きを見せる今野の姿があった。南米選手権で招集する国内組は7人前後となる見込みだが、
関係者によれば、真っ先に招集が決まったのが今野だった。
今野はFC東京でも絶対的な存在だ。だがFC東京の幹部は「(今野の招集が)決まったとは
聞いてないが、要請があれば応じます」と明言した。4月のJ1、J2実行委員会で、日本協会は
南米選手権への招集に関し、J1は「主力を除く若手」という条件を設け、各クラブの理解を得た。
J2ながら複数の代表候補を抱えるFC東京も当初は主力の招集回避を要請する方針だったが
「招集は各チームから1人だけ」との条件ができたことで態度を軟化。今野招集にも応じる方針だ。
さらに1メートル85の大型DFの浜田、U―22日本代表の主将MF山村の招集も決定的という。
日本協会は現在、海外組の招集に全力を注いでいるが、センターバックは吉田(VVVフェンロ)、
槙野(ケルン)らに限られ、南米の強豪と戦う上では層が薄い。そこで国内組の選考は、DFを
優先して着手した。ザッケローニ監督は今野、浜田をチェックするため次節、FC東京と浦和の
試合を視察する。
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>>2 ソースは
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2011/05/01/kiji/K20110501000734010.html 7月の南米選手権での代表招集が内定した今野
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2011/05/01/jpeg/G20110501000734780_view.jpg