民放やレコード業界だけでなく、NHKもAKB48頼みか。とにかく出ずっぱり。
まずは番組宣伝に起用。前田敦子、大島優子、板野友美ら主力メンバー9人に「チームぴちぴちNHK」
というユニットを作らせ、3月下旬から「アスリートの魂」(総合)など19番組の宣伝に協力してもらった。
また、春の新番組にメンバーをどんどん出演させている。篠田麻里子には「麻里子さまのおりこうさま!」(総合)
なる初の冠番組を持たせた。「生態系」や「進化」といった一般常識ワードを篠田と一緒に学ぶという内容だ。“さしこ”こと指原莉乃も新番組「資格☆はばたく」(教育)に有吉弘行と共演しながら「ファイナンシャルプランナー」の資格について勉強している。
テレビだけではない。ラジオ第1では仲俣汐里、大場美奈が「カケダセ!」という10代の悩み相談番組にレギュラー
出演している。NHK―FMでも「AKB48の“私たちの物語”」という番組がスタートした。
ちなみに、今月22日には年明けに総合で放送された「ドキュメンタリーオブAKB48 1ミリ先の未来」がDVD化
されて発売される。
今やNHKにチャンネルを合わせるとAKBが出てくるような状況なのだ。現場プロデューサーがよほどAKB好きなのか、
それともNHKとして何か考えがあるのだろうか。
放送ジャーナリストの小田桐誠氏がこう言う。「NHKの喫緊の課題は13歳から19歳の男性視聴者を増やすこと、
そして20代へのテコ入れです。将来の受信料の担い手を増やさなければいけないと真剣に考えているNHKにとって、
AKBは貴重な存在なのでしょう」
また、NHKは現在、「テレビ」「パソコン」「モバイル」の“3スクリーンズ戦略”を掲げていて、いずれかのメディアで
NHKのコンテンツを1日に5分以上視聴する「接触率」を引き上げることを経営目標にしている。具体的には3年前に
76.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)だった接触率を今年までに80%にアップするという。その“ノルマ達成”のためにも、
AKBが不可欠なのだ。今年後半にかけてAKBがNHKの番組を“セキマキ”するのは確実?
http://news.livedoor.com/article/detail/5487626/