提供:セルジオ越後コラム
2011年03月18日09時40分
日本は今、大変な困難に見舞われている。あまりにもスケールの大きい自然災害であり、
戦争以来の大惨事と言ってもいい。
被災者の方々が大変な傷を負ったのはもちろん、日本人全体の心に深い傷が刻まれてしまったね。
この悲劇からの復興は、被害にあったその地域だけの宿題ではない。
すべての日本人、それだけでなく日本に住むすべての外国人も含めて、
みんなが固い結束の下に、全力を傾けなければならないよね。
逆境を跳ね返す、困難から立ち直るメンタリティは、世界に誇れる日本の素晴らしい部分だ。
阪神大震災も、新潟県中越地震も乗り越えてきた。
どの国にも真似のできない日本の文化、精神の強さを、今こそ発揮すべきだ。
何年か経って、あの時は大変だったねと、日常の中で振り返れる日が来るよう、僕は心から祈っている。
サッカー界も大きな被害を受けた。鹿島アントラーズは無期限での活動休止を決め、
Jリーグ再開の目処は立たず、3月に予定されていた代表戦2試合も中止となった。
サッカー協会は29日に日本代表とJリーグ選抜によるチャリティマッチを行うことを発表した。
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