【MLB/テレビ】NHKの大リーグ中継、今季は大幅増…BS1で開幕からワールドシリーズまで320試合を放送予定

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日本連覇で「プロ野球」と「メジャーリーグ」に大激震 [WBC特集]
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日刊ゲンダイ(2009/3/25)

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●メジャー人気ガタ落ちならどうするNHK

 選手の人選やコンディションがベストでなかったとはいえ、米国や中南米諸国はバリバリの大リーガーで構成されていた。

 そんな強豪をやっつけて決勝を戦ったのは日本と韓国のアジア勢。日本が06年に続いて頂点に立ったことで、これまでのメジャー崇拝が幻想にすぎなかったと感じた野球ファンは多いのではないか。

 原監督は「米国に追いつけ追い越せでやってきた」と話していたが、日本は準決勝でその米国に完勝した。無条件で大リーグをスゴいスゴいと褒めちぎる風潮にストップがかかったとしても不思議ではない。

 となると頭を抱えるのがNHKだ。

 日本の大リーグ中継のテレビ放映権は、04年に大手広告代理店が大リーグ機構と「6年約275億円」で契約。その大半をNHK、TBS、フジの3社が共同で購入している。契約は今季限りで終了するが、NHKはすでに来季以降の放映権も購入したという。
関係者の話を総合すると、その金額は年間で軽く30億円を超すとみられている。

 NHKは公共放送だ。これまでバカ高い放映権料を払っていたのも、大リーグ中継に「多くの人が興味を持つ公共性」があると判断されたためだろう。

 しかし、日本のWBC連覇で大リーグの底が割れてしまったいま、中継にそれだけの大金をつぎ込む「公共性」があるのかどうか。壮大な「無駄遣い」が問題視されないとも限らない。
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