ソースは
http://gendai.net/articles/view/sports/128931 [1/2]
2011年2月17日 掲載
東野峻(24)が16日、今キャンプでチーム最多となる300球の投げ込みを行った。
先発した前日15日の紅白戦では2回1安打無失点も、不安定な制球と球威不足で原監督に
「東野はどう思ったか。あれほど(沢村と)スピードが変わったらいかんよね」と苦言を呈されていた。
「きのうの紅白戦で納得できなかったし、悔しかった。沢村が刺激? もちろんライバルだし、
負けたくない」
と、新人に対抗心を燃やしてのこの日の熱投。原監督は「何か期するものがあったのだろう。
今日こうなったのは、アスリートとして正しい道」と言い、川口投手総合コーチも
「気持ちを感じました。沢村の加入によって尻に火がついている。いい効果が出ている」と目を細めた。
昨季はチーム勝ち頭の13勝。本気で開幕投手を狙っていたところに、ドラフト1位で
最速157キロ右腕の沢村が入団した。
先発で投げ合った紅白戦でもルーキーの引き立て役に回り、16日のスポーツ紙には「沢村開幕投手」の
文字がド派手に躍って唇を噛んだ東野。
某選手が、「今年の東野は『開幕投手をやりたい』とチーム内のあちこちで口にしている。
投手陣が崩れた昨年も13勝と一番結果を出した。新人の沢村はまだ実績はないし、さすがに
開幕はないでしょう。東野なら誰も文句は言わない。アイツは肝っ玉も据わってるし」と言って、
こう続ける。
-続きます-