時事通信 2月15日(火)2時30分配信
台湾プロ野球界の八百長・賭博事件で、懲役1年8月、執行猶予4年、
罰金180万台湾ドル(約510万円)の刑が確定した兄弟エレファンツ前監督で、
元阪神投手の中込伸氏(40)が司法当局に罰金を納付し、
渡航禁止処分を解除されていたことが14日、分かった。
中込氏は今週中に帰国する予定。
司法当局や中込氏本人によると、罰金は1月末に納付。
これを受け、捜査当局が渡航禁止処分を解除したという。
同氏は裁判で起訴事実をすべて認めた上で、早期に帰国できるよう渡航禁止解除を求めていた。
昨年12月の台湾高裁判決によると、中込氏は2008、09年シーズン中の5試合で、
賭博集団から八百長の依頼を受けた投手を登板させ、
わざと試合に負けるなどした見返りに計150万台湾ドル(約425万円)を受け取った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110215-00000014-jij-spo