2011年02月13日21時03分
提供:SOCCER KING
親愛なる『CALCIO2002』から原稿の依頼があった。
「長友佑都のインテル移籍の経緯について、実際に何があったのかを教えてほしい」とのこと。
我々インテルとしては、隠さなければならないことは何もない。
また、メディアには推測の情報も多数混じっていて、それらを総合すると食い違いも生じてくるだろう。
それを整理する意味も込めて、カルチョメルカート最後の2日間で何が起きたのかをここに記そう。
真っ先に明確にしておきたいことがある。
それは、インテルはジャパンマネーを目当てに長友を獲得したわけではないということだ。
まず最初にあったのは、「レオナルド率いるチームに若くて有能なサイドバックを加えたい」というアイデアである。
左サイドバックのポジションには、ダヴィデ・サントンという将来を嘱望される選手がいる。
だがこの1年間、インテルが彼にとって大きな成長の場になることはなかった。
フロントは、彼により多くの実戦体験を積ませるべきだと感じていた。
かくしてインテルは、その100年以上の長い歴史の中で初めて、
日本人プレーヤーを獲得するためのオペレーションを開始したのである。
http://news.livedoor.com/article/detail/5340200/ >>2以降に続く