【音楽】KANも焦った!渡辺美里のハンパない歌唱力で予想外な事態に

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2禿の月φ ★
>>1からの続きです)
 13曲目は小田和正の大ヒット曲「ラブ・ストーリーは突然に」で主旋律を渡辺美里が歌い、
コーラスの中で最も難解なメロディラインである7度(と表現していた)をKANが担当した。
KANといえば「愛は勝つ」が代表曲として有名だが、隠れた名曲も多く、
ミュージシャンからも尊敬される実力派シンガーソングライターである。

 そのKANが7度のメロディラインを歌いこなすことに燃えたのだ。
彼は何度も何度も練習してその難解な音階をついにモノにした。
そして本番となり「ラブ・ストーリーは突然に」のイントロが始まり主旋律を渡辺美里が歌いだしたのである。
するとその歌唱力の凄さでハモろうと待ち構えていたKANは、自分の声が聞こえないという事態に気づき焦った。
なんとKANは咄嗟に判断して、渡辺美里の声が少しでも聞こえないように真横を向いて歌ったのである。
これが根本要が目撃したベテラン歌手もビックリの渡辺美里の歌唱力にまつわるエピソードだ。

 彼女は最初のヒット曲「My Revolution」を今でもテレビ番組で歌うことが多いが、
歌の厚みは年々増しているようにさえ感じる。次は30周年に向けてさらにパワーアップしそうな予感だ。(了)
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)