【大相撲】恵那司、3年前から仲介役 全容記録した「八百長ノート」の存在

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1DJかがみんφ ★
外出先からさいたま市内の入間川部屋に戻った恵那司 大相撲の八百長メール問題で
クローズアップされる存在が、仲介役とされる三段目の恵那司(31)だ。

今回、発覚した46通に及ぶメールは十両力士の取組の事前の打ち合わせや金銭の授受をうかがわせる内容だが、
対戦することのない恵那司が6割近い27通に登場する。
関係者の証言から、恵那司が仲介の詳細を記録した「八百長ノート」の存在が明らかになった。

八百長には仲介役がいた。恵那司のメールがそれを証明した。象徴的なのは、昨年春場所9日目の3月22日の十両・千代白鵬への送信記録。
三段目の恵那司が直接対戦するはずのない千代白鵬へ「今日はまっすぐ思いっきり当たっていきます」と
まるで自分が対戦相手であるかのようにメールしている。

この日、千代白鵬は臥牙丸に寄り切りで敗れた。取組前のメールは、別の力士の意向を恵那司が仲介して千代白鵬へ伝達したといえる。
今回の八百長疑惑は、対戦する力士同士の交渉だけでなく、間に第三者の仲介役を介して行うケースがあることも証明している。

恵那司は、入間川部屋に入門し95年夏場所に初土俵を踏んだ。
幕内・皇司(若藤親方)や十両・将司の付け人を長く務め、関取衆が控える支度部屋に長時間滞在した。
年を重ねるごとに自然と顔が広くなり、約3年前から仲介役となっていたと指摘する協会関係者は少なくない。
知人によると、性格は穏やかで面倒見がいいという。こうした人柄が多数の関取から慕われ仲介役に起用された可能性もある。

仲介役は、複数の力士の勝ち負けの星の管理に加え、メールで竹縄親方が恵那司に
「オレの口座に入れてもらえるかな」と送ったことから、金銭の受け渡しも行っていたと思われる。
報酬は、動かした金銭の何%かを手数料として受け取るという「歩合制」ではなく、仲介した力士から「1場所あたり数万円」との証言もある。

http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/sumo/news/20110204-OHT1T00038.htm

>>2に続く