米大リーグ、ブレーブス・川上憲伸投手(35)の獲得に日本の2球団が動いている
と米FOXスポーツ(電子版)が報じた。ブ軍はメジャー40人枠から外した川上を、
アンディ・ペティット投手(38)が引退を表明したヤンキースに売り込む可能性もあり、
日米争奪戦になる可能性が浮上した。
傷心の川上に日本の球団が救いの手を差し伸べているのか。成績不振を理由に
メジャー40人枠から外された川上の獲得に日本の2球団が動いていると、
米FOXスポーツ(電子版)が報じた。
川上は昨季開幕から9連敗するなど1勝10敗に終わり、今季が3年契約の最終年。
ブ軍は川上を事実上の戦力外としたが、マイナー暮らしのままでも年俸667万ドル
(約5億4000万円)を支払う義務がある。
しかし、FOXスポーツによれば、獲得を目指す日本の2球団は今季年俸の半額以上を負担する
オファーを出しているという。交渉がまとまれば、ブ軍は“損出”を半額以下に抑えられる。
川上に関しては、ブ軍がヤ軍へのトレードを画策するという情報も流れた。ヤ軍は今オフ、
クリフ・リー投手(32)=レンジャーズからフィリーズへFA移籍=の争奪戦で敗れた上、
この日は通算240勝左腕・ペティットが引退を表明。先発陣が最大の不安材料になっている。
ブ軍は、先発4、5番手候補として川上を売り込むという。日本の球団からは
金銭しか得られないが、ヤ軍とのトレードがまとまれば、ほしい選手を獲得できる可能性があるからだ。
川上は15日(同16日)からのバッテリー組キャンプに招待選手として参加予定だが、
いつ移籍を告げられても不思議ではない立場。今オフには米メディアでも
巨人、日本ハム、ソフトバンクなどが移籍候補として報じられたこともあった。
ヤ軍を含めた“日米争奪戦”になる可能性も出てきた。
SANSPO.COM
http://www.sanspo.com/mlb/news/110205/mla1102050501001-n1.htm http://www.sanspo.com/mlb/news/110205/mla1102050501001-n2.htm