【サッカー/日本代表】「私がMVPを選ぶのであれば長谷部だ」武田修宏氏がザックジャパンを徹底分析…アジア杯優勝で厳しくなるW杯予選

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1かばほ〜るφ ★
アジア杯優勝で厳しくなるW杯予選 2011年02月01日

【サッカー】ザックジャパン包囲網が敷かれる——。アジアカップで日本代表が通算4度目の優勝を果たした。
確実に成長を続けるザックジャパンを本紙評論家の武田修宏氏(43=元日本代表FW)が徹底分析。
今大会の「陰のMVP」として欧州組をまとめたMF長谷部誠(27=ボルフスブルク)の名前を挙げる
一方、今秋から始まるブラジルW杯予選へ向けて緊急警報を発した。

——アジア杯で日本が優勝した
武田:本当に厳しい試合だった。相手はタフだったし、日本はずっと押し込まれていた。しかし劣勢の試合展開
でも諦めずに戦った。川島のファインセーブにかなり救われたけど、勝利につなげたことは評価したい。

——ザッケローニ監督の采配はどう見たか
武田:DF岩政の投入は見事だった。中央の高さを補うとともにサイドバックの長友を攻撃的な位置(2列目)に
上げ、相手の右サイドを徹底的に崩した。選手の適性とか相手の状態を把握しての作戦。結果として、長友のクロス
から決勝点が生まれたからね。

——タイトル奪取となった一番の要因は
武田:何と言っても欧州組の力が大きい。南アフリカW杯の時は4人だったけれど、今回決勝を戦ったメンバー
には(ベンチを入れて)8人もいた。普段から厳しいリーグでプレーする欧州組は肉体的にも強靱で、どんな局面
でも集中力を切らさなかった。メンタル面で成長したので劣勢でも慌てないし、重圧に負けない。

——本田がMVPを獲得した
武田:彼も良かった。オーストラリアが異常なまでにマークしたけど、それだけ警戒していたということ。ただ私が
MVPを選ぶのであれば、長谷部だ。プレー面でチームをけん引し、見えない部分での貢献も大きい。うまく選手を
束ね、試合中の指示も的確だった。欧州組の代表であり、主将としてチームを引っ張った。

続きは>>2-5あたりに
東スポWEB http://www.tokyo-sports.co.jp/hamidashi.php?hid=11964