【映画】『わたしを離さないで』原作者のカズオ・イシグロが来日、完成した映画について「期待をはるかに超えるものになった」

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1 ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★
世界のベストセラー作家カズオ・イシグロが来日 『わたしを離さないで』映画化

 キャリー・マリガン、キーラ・ナイトレイ、アンドリュー・ガーフィールドら新進気鋭の俳優
たちの共演が話題の映画『わたしを離さないで』(マーク・ロマネク監督、3月26日公開)。
同作の原作者である小説家カズオ・イシグロ氏がこのほど来日し、
24日に東京都内にある駐日英国大使公邸で記者会見を開いた。

 イシグロ氏は名前から察するとおり、1954年に長崎県で生まれ、
5歳の時に海洋学者の父親の仕事の関係で英国に移住。英国籍を持つ。
981年から執筆活動を始め、1989年に発表した『日の名残り』で
世界的に権威のある文学賞の一つ、英国のブッカー賞を受賞。
同作はジェームズ・アイヴォリー監督、アンソニー・ホプキンス主演で映画化された。

 『わたしを〜』は2005年出版。英国の詩情豊かな田園地帯を舞台に、
同じ寄宿舎学校で育った幼なじみの3人の恋と友情の物語には、ある“秘密”が隠されていた。
彼女たちは見知らぬ誰かのためにこの世に生を受けた“特別な存在”だったのだ。
未来への道を自らの意志で選ぶことが許されないまま、
彼女たちはそれぞれの定められた過酷な運命をまっとうしようと、懸命に生きていく。

>>2以降へ続く)

*約10年ぶりに来日した『わたしを離さないで』原作者のカズオ・イシグロ氏 (C)ORICON DD inc.
http://contents.oricon.co.jp/upimg/news/20110124/84161_201101240363268001295851886c.jpg
*映画『わたしを離さないで』の場面カット (C)2010 Twentieth Century Fox
http://contents.oricon.co.jp/upimg/news/20110124/84161_201101240297682001295851955c.jpg
http://contents.oricon.co.jp/upimg/news/20110124/84161_201101240644696001295851941c.jpg

■ソース:ORICON English 2011年01月24日 16時00分
http://english.oricon.co.jp/news/84161/full/

映画『わたしを離さないで』公式サイト
http://movies.foxjapan.com/watahana/
2 ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★:2011/01/24(月) 19:53:21 ID:???0
>>1の続き)

 同作の執筆に足掛け20年かかったというイシグロ氏は
「主人公たちの設定は特殊ですが、小説を読み進んでいくうちに普遍的なメッセージに気づいてもらいたかった。
それは人間の命は永遠ではなく、限りがあること。自分が期待するより、人生は短いということです。
人生において重要な事は何か、考えるきっかけになれば幸いです」と話した。

 完成した映画については「期待をはるかに超えるものになった」と満足げ。
「私は1950年代の日本映画が大好きですが、実は、この映画を初めて観た時に、
日本映画を観ているような感覚に持ったんです。後になって聞いたのですが、
ロマネク監督は私の好きな成瀬巳喜男監督の作品を一つの参考にして撮ったそう。
俳優たちも素晴らしく、特にキャリーは、顔の表情をほとんど変えずに、
深い感情を喚起させる演技をしていて、日本映画の高峰秀子や原節子を彷彿とさせました」
と映画に対する造詣の深さを見せていた。

(了)
3名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 19:54:14 ID:GsTjG96e0
たわし??
4名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 19:54:31 ID:lD+bw4EI0
   ___
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 レ(6:. .:/(´ヽ >
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    \::::::::::::ノ
5名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 19:54:33 ID:ZHR+D8BB0
私を犯さないで
6名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 19:54:42 ID:jhSdg0B50
“わたしを騙さないで”でペニーオークションの話題かと思ったよ。 
7名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 19:54:52 ID:MozVmngQ0
日の名残しか読んでないけど
あれはよかった
8名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 19:59:30 ID:feXFcNQy0
すげーな千年以上執筆してるのか
9名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 20:00:01 ID:pnggjrY/0
イシグロ!ご期待下さい!
10名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 20:01:16 ID:cc/29M/m0
上品な顔だ
11 ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★:2011/01/24(月) 20:03:04 ID:???0
>>8
!!
改行した時に消してしまったみたい、すみません。

正:
1981年から執筆活動を始め、1989年に発表した『日の名残り』で
世界的に権威のある文学賞の一つ、英国のブッカー賞を受賞。
12名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 20:03:16 ID:rHI5wGXF0
海洋学者・・・
13名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 20:03:33 ID:muWYRYYJ0
この人整形してたよね
欧米では東洋人は目が細くて印象が悪いんだろうけど
14名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 20:06:09 ID:u9jVFe2LO
あれ
いつの間にかジジイに
15名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 20:06:26 ID:sSzY3XTEO
以下クローン禁止
16名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 20:08:34 ID:Edyk40y00
公式見たけど、なかなかおもしろそーだぞこりゃ
17名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 20:09:16 ID:pVLrcFyt0
>>15
なんてひどい話なんだ。見る気なくした。
18名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 20:10:00 ID:AovwM+ct0
これは期待
19名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 20:12:11 ID:6xvibvRF0
これは小説でしか表現できない良さがあったのに
20名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 20:13:04 ID:XkrrvZhr0
>>1
ミステリー作家なのか?
21名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 20:15:44 ID:eHzo4wZW0
>>7
充たされざる者もいいよー。
あれは驚いた。読んで欲しい。
22名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 20:15:51 ID:FS8yZuhQP
ブッカー賞受賞するくらいだから純文学作家でしょ
23名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 20:21:25 ID:35+rvMQf0
まあ、映画化って事で著作が入手しやすくなるのはいいこと
24名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 20:24:43 ID:jLFOheTv0
>>13
本当か?
「日の名残り」持ってるけどあの本に載ってた写真をそのまま老けさせた
顔になってるぞ
25名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 20:30:23 ID:TRjSlW5r0
>>21
日の名残りはよかったからなあ
映画より小説のが全然よかった

それも読んでみるよ
26名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 20:30:45 ID:Ix+nwSOj0
「日の名残り」は面白かったけど
翻訳者がすげー主張しすぎてる感じがあったのが残念
でも英語読めないから仕方ないね
27名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 20:31:34 ID:E1reowqLO
日の名残りん時は、
異国のしかも東洋人がイギリスの上流階級を忠実に描いた小説を書くなんて
アンビリーバボー!みたいにけっこう話題になってたような…
そういやアンソニー・ホプキンスどこ行った?
28名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 20:40:57 ID:es1NPMiW0
日の名残りは最高、遠い山なみの光も浮世の画家も凄い
その後は期待が大きすぎるのかぱっとしない印象
これも前半期待するだけ期待したけど、最後まで読んでなんだかなぁって思った
SFとしてはもっと上のレベルの作品がいっぱい出てるし
純文学としても前記の3作品と比べて訴えてくるものが少なかった
新作が出ればもちろん読むけど予約したりはもうしないw
29名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 20:59:47 ID:93rOfmA10
カズオ・イシグロはイギリスの三島由紀夫だよな。
30名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 21:05:35 ID:XgR9tdp00
三島を過大評価しすぎ
31名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 21:11:47 ID:Op/Xszm/0
どうでもいいが、王様みたいな邦題だな
32名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 21:33:39 ID:swfdRJR20
>>1の紹介文、ネタバラシしすぎじゃないか?ミステリではないけど、
物語上の大事な仕掛けなのに…行くわよネジのAA思い出したよw
33名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 22:01:21 ID:eEsi6yhBP
日の名残りは映画で見たら、悪くないけどイマひとつって感じがしたな
小説の名作は映画を先に見たら損になるケースが多くてもったいない。
34名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 22:05:13 ID:g0CUK81v0
監督のマーク・ロマネクはキューブリックの正当な後継者だよ。
35名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 22:33:16 ID:zqnGMMvx0
>>27
アンソニー・ホプキンスは浅野忠信も出演してる5月アメリカ公開の「マイティ・ソー」に出てる。
36名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 23:11:17 ID:uHc0N8140
わたしたちが孤児だったころが最高傑作だろうよ

日の名残りは時代描写が秀逸だというだけで物語としては今三つだ
37名無しさん@恐縮です:2011/01/24(月) 23:20:22 ID:AawkfylI0
『わたしたちが(ry』は探偵小説みたいに読めるから映画にしても面白そうだな
38名無しさん@恐縮です:2011/01/25(火) 14:35:56 ID:buWIv6NM0
>>32
英国の書評じゃ、その「秘密」とやらがあっさりばらされてるし、つーか本人が自ら「これはXXの話」
とか言ってる。そこは別に大事に取っとくことじゃないんだよ、イシグロ的には。
この人別にミステリー作家じゃないし、もしこれがミステリー作品だとしたら、この程度の「秘密」じゃ失笑ものだよ
39名無しさん@恐縮です:2011/01/25(火) 21:43:52 ID:UAHZFzfV0
村上春樹より先にノーベル文学賞とってください
40名無しさん@恐縮です:2011/01/26(水) 20:05:11 ID:ha15dpqU0
>>39
マジで、イシグロってノーベル賞有力候補なの?

村上は候補だけどずっと候補のままの気がする
41名無しさん@恐縮です:2011/01/27(木) 19:12:44 ID:KsE8SCVz0
なんか角川ホラーのアンソロジーで似たような設定の話を読んだような気がしたんだが
角川ホラーのアンソロジーの方は最後にうまいこと抜け出して終わってたような

気のせい?
42名無しさん@恐縮です:2011/01/27(木) 19:15:20 ID:G8E2v/jL0
最初の数ページからその秘密とやらは大体察しが付くようになってる。
だから別にモウマンタイ
43名無しさん@恐縮です:2011/01/27(木) 19:56:17 ID:f0w3dMJf0
高橋源一郎の評論で何かというと出てくるので名前を知った人
まだ一冊も読んでない…
44名無しさん@恐縮です:2011/01/27(木) 20:02:29 ID:NP7pJRGS0
キーラ・ナイトレイはつぐないで幼少期のシアーシャ・ローナンと競演してたしアゲマンだな
しかしキャリー・マリガン売れっ子だな
45名無しさん@恐縮です:2011/01/27(木) 20:03:59 ID:oHDsBUTk0
梅沢富美男は小説も書くのか
46名無しさん@恐縮です:2011/01/27(木) 23:19:46 ID:qCXH928v0
「孤児だったころ」の不思議なテイストも勿論好きだけど、
「わたしを〜」はあまりに秀逸すぎて、ショックで読後しばらく放心だった
イギリスの本屋連盟みたいのが企画した、「歴史上現存する、
英語で書かれた文学作品ベスト100」だかのリストに載ったのも
この出来なら許されるだろうと思った
このスレだと日の名残りの方が人気なのね。もちろんあれも良いと思う
47名無しさん@恐縮です

あの予告編ってネタばれしすぎだろ>>この映画

肝心の「主人公達の出生の秘密」がどう見てもバレバレだと思ったんだけど、
それで正解なんだよね?ベタな想像で