【コラム/ボクシング】亀田3階級制覇はファジー? 「相手はとっくに峠を越えている“老兵”」(産経 “甘口辛口”)[10/12/28]

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61名無しさん@恐縮です
http://www.fightnews.com/Boxing/full-report-d-kameda-olteanu-71194

ジョー小泉の マッチレポート ダイキ

試合を見た誰もが、終始攻勢を取っていたのはオルティアーヌだと証言するだろう。では、
亀田大毅はオルティアーヌのワンサイドとも言える攻勢に勝るだけの、真に有効なクリーンヒットと呼べる反撃をなし得たのか?

筆者の採点は117-111。勝者は当然オルティアーヌである。
ジャッジの1人、ロベルト・ラミレスの118-111とほぼ同じ見解だ。

筆者は1959年に行われたパスカル・ペレスvs米倉健司戦以来、数多くのそれは素晴らしいフライ級の世界戦を見続けてきたが、
これほどレベルの低い試合は初めてである。最低・最悪だったと言わなければならない。

このような稚拙な試合を世界タイトルマッチと呼ぶのは、恥以外の何ものでもない。
フライ級の歴史に燦然と輝く偉大な名王者たちに対する侮辱に他ならない。

youtubeなどで動画をご覧になることができれば、筆者の言葉が紛れも無い真実であることをわかっていただけるはずだ。
これほど未熟なボクサーを世界チャンピオンと呼ばねばならないとは。

オルティアーヌは積極的に手数を繰り出してはいたが、空砲のごとく非力で精度も低く、まるで扇風機のようだった。
対する亀田大毅もまた非力である。彼の放つパンチは毎回数えるほどしかなく、
きわめて消極的な上にそれらは例外なく見掛け倒しであった。

この試合が世界タイトルマッチに相応しいもかどうか、
筆者はWBAに対してビデオによる確認と再検討を行うよう求めたい。

亀田大毅がWBAの指示を無視して、算定王者ルイス・コンセプシオンとの統一戦を回避し、
フライ級王座をこのまま返上するのは耐え難いことだ。チャンピオンとは、
その階級で最強を証明した者にのみに与えられるべき称号である。

筆者が亀田大毅に与えたのは3ラウンド(2、8、9回)のみ。残りはすべてオルティアーヌのポイントとした
。筆者の見解が正しかろうがなかろうが、WBAはこの試合について確認・検討すべきである。

亀田大毅を無理やり勝者に仕立て上げ、チャンピオンだと偽るのはボクシングに対する冒涜である。
これ以上、ボクシングを貶めないで欲しいと願うばかりだ

要約です。