師走のプロレス界に珍事が発生した。東京・新宿区の「DDTプロレスリング」事務所に21日午前4時40分、
22歳のスリランカ人男性が侵入し、建造物侵入の罪で現行犯逮捕された。関係者の話によると、男は自らを
同性愛者と主張していたという。“ゲイ術的”な肉体美がウリのDDTプロレスのポスターに引かれて侵入した
可能性もある。
男がDDT事務所に侵入したのは21日の午前4時40分ごろ。事務所では映像制作スタッフの古武直城氏(40)が
泊まり込みで仕事をしており、仮眠を取っている最中だった。極真空手の猛者でもある古武氏がこれを撃退し、
警察に通報したという。
四谷警察署によれば犯人は千葉県市川市在住の22歳スリランカ人男性。建造物侵入の罪で現行犯逮捕された。
時間帯から物取りの可能性も考慮し捜査中だという。だが古武氏の証言から、犯人は逮捕時に自らがゲイであると
主張していたことも明らかになった。
「寝ている私のポケットに手を突っ込んでいたので、財布が目当てだと思ったんですが、犯人は『私は男の人が
好きなんだ』としきりに言っていました。『外にあるポスターを見て来た』と。事務所にはアントーニオ本多の、
局部だけが隠れた全裸のポスターもあったので…」。つまり犯人は、レスラーの半裸姿が並ぶプロレスの
ポスターを見て、そういう方面のお店と勘違いした可能性があるという。となればポケットに手を入れていたのも、
欲情した容疑者が一方的な夜這いプレーを楽しんだという見方もできる。仮にそうだとしても、侵入した罪には
変わらないが…。
この珍事件を受けDDTの高木三四郎社長は「セキュリティーを強化しなければ。24時間体制で男色ディーノを
常駐させる案もある」と戦々恐々。当のゲイレスラー・ディーノは「スリランカ人のゲイ? もしかして最近相手した
ジョーかしら?(意味不明) ルールさえ守ってくれれば相手したのに残念。でも、プロレス業界も男の裸をウリ
にしてるんだから、こういう事件はいつどこで起きてもおかしくないわね」と師走の犯罪を嘆いていた。
http://www.tokyo-sports.co.jp/hamidashi.php?hid=11386