人気歌舞伎俳優、市川海老蔵(33)が顔面などを殴打され、大けがを負った事件で、
容疑者の男「I」(26)と関係するグループ側の弁護士が、近く記者会見を開く予定で
あることが10日、分かった。海老蔵は7日の会見で、一緒に酒を飲んでいたIの
先輩格にあたるリーダーの男性(28)や、実際に暴行を加えたとされるIとは面識が
なかったと主張。
暴行被害に至った経緯についても「酔いつぶれたリーダーを介抱していたら、いきなり
殴られた」とし、理由も「まったく分からない」と話していた。これに対し、グループや
飲食店の関係者は、海老蔵が再三にわたりリーダーに飲酒を強要し、酔いつぶれた後、
暴言を吐いたり、ペットボトルを無理やり口に含ませたなどと証言。先に手を出したのも
海老蔵と語るなど、両者の主張は全面的に食い違っている。
そんな中、ついにグループ側が反撃に出る。捜査関係者によると、都内で事務所を
かまえる弁護士が、グループ側の代理人に就任する予定で、近く記者会見を開いた
うえで“反論”するとみられる。弁護士の事務所は夕刊フジの取材に対し、日時や
出席者など詳細は未定だが「会見の予定はある」と説明。当事者たちと最終的な
打ち合わせを進めているとみられる。
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20101210/enn1012101611013-n1.htm