【文芸】「このミステリーがすごい！」、2010年のミステリー界を総括するベストテン発表！

宝島社「このミステリーがすごい！ ２０１１年版」
２０１０年のミステリー界を総括する、今年のベストテンが発表されました!!

＜国内＞
第1位　『悪の教典』　貴志祐介
第2位　『写楽　閉じた国の幻』　島田荘司
第3位　『叫びと祈り』　梓崎優
第4位　『隻眼の少女』　麻耶雄嵩
第5位　『シューマンの指』　奥泉光
第6位　『マリアビートル』　伊坂幸太郎
第7位　『水魑の如き沈むもの』　三津田信三
第8位　『小暮写真館』　宮部みゆき
第9位　『アルバトロスは羽ばたかない』　七河迦南
第10位　『綺想宮殺人事件』　芦辺拓

＜海外＞
第1位　『愛おしい骨』　キャロル・オコンネル
第2位　『音もなく少女は』　ボストン・テラン
第3位　『卵をめぐる祖父の戦争』　デイヴィッド・ベニオフ
第4位　『フランキー・マシーンの冬』　ドン・ウィンズロウ
第5位　『ラスト・チャイルド』　ジョン・ハート
第6位　『エコー・パーク』　マイクル・コナリー
第7位　『エアーズ家の没落』　サラ・ウォーターズ
第8位　『陸軍士官学校の死』　ルイス・ベイヤード
第9位　『ロード・サイド・クロス』　ジェフリー・ディーヴァー
第10位　『英雄たちの朝 ファージング�T』　ジョー・ウォルトン

■ソース：オンライン書店ビーケーワン
http://www.bk1.jp/books/contents/booklist/1012_2010takarajimajp
http://www.bk1.jp/books/contents/booklist/1012_2010takarajimawd

■宝島チャンネル　このミステリーがすごい！　2011年版
http://tkj.jp/book/?cd=01795901

■関連スレ
【文芸】年末恒例「週刊文春」2010ミステリーベスト10発表！国内1位は貴志祐介『悪の教典』
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1291735931/

＜国内＞
第11位　『丸太町ルヴォワール』　円居挽
第12位　『死ねばいいのに』　京極夏彦
第13位　『神の棘』　須賀しのぶ
第14位　『ダブル』　深町秋生
第15位　『北帰行』　佐々木譲
第16位　『硝子の葦』　桜木紫乃
第17位　『こめぐら　倉知淳作品集』　倉知淳
第18位　『琉璃玉の耳輪』　尾崎翠原案・津原泰水
第19位　『エウスカディ』　馳星周
第20位　『灰色の虹』　貫井徳郎
第20位　『貴族探偵』　麻耶雄嵩

＜海外＞
第11位　『五番目の女』　ヘニング・マンケル
第12位　『ＷＯＲＬＤ ＷＡＲ Ｚ』　マックス・ブルックス
第13位　『機械探偵クリク・ロボット』　カミ
第14位　『バッキンガムの光芒 ファージング�V』　ジョー・ウォルトン
第15位　『ノンストップ！』　サイモン・カーニック
第15位　『ベルファストの１２人の亡霊』　スチュアート・ネヴィル
第17位　『ツーリスト』　オレン・スタインハウアー
第18位　『沼地の記憶』　トマス・Ｈ．クック
第19位　『湖は餓えて煙る』　ブライアン・グルーリー
第20位　『回帰者』　グレッグ・ルッカ

『水魑の如き沈むもの』

イマイチだっただろ

ネタバレすんなよ！

「このヒステリーがすごい！」

すげええ、一冊も読んでないや

伊坂好きだけどペース速すぎて追いつけないや・・
やっとゴルスラの文庫買った

今の島田荘司読んでる人ってすごく少なそうなんだけどなぁ。
悪の教典とマリアビートルはちょっと似てる部分があって興味深かった。内容も面白い。

個人的に今年の一押しは麻耶と倉知の久しぶりの新作。

貴志祐介か、新世界よりの文庫本だけは絶対許さん

粘膜兄弟は？

>>8
島田荘司はいまさらシリーズを最初から読む気になれないｗ
長すぎるシリーズものとか勘弁していただきたいわ

ミステリーっていうなら、水島ヒロの「KAGEROU」が入ってないぞ！！

伊坂が浮いてる

この中だと隻眼の少女、シューマンの指、エアーズ家の没落を読んだな
ミステリは今年11冊しか読んでないけど隻眼の少女が一番だった
今年は海外の伝記に当たりが多かった

全部つまんなそう

文庫にならんと読まんからなぁ・・

>『水魑の如き沈むもの』
>イマイチだっただろ

そうなの？楽しみにしてんだけど

隻眼はとても麻耶麻耶しい小説だった
後半良い意味で酷すぎてｸｿﾜﾗﾀ

「悪の教典」はおもしろかった
女子生徒とのセックスシーンはエロ漫画みたいで噴いたけど

『誰も死なない殺人事件』が面白い。

俺も図書館とかじゃないと発行年に読むことが少ない
雑誌で二人の距離の概算は読んだけど

（本多孝好＋金城一紀＋伊坂幸太郎＋貴志祐介）÷４

のような、売れセンの青春ミステリーを書いてみたかったが、
1年前に京極夏彦氏の作品を初めて読んで、
「あはっ、こりゃ勝てねーわw」と思い挫折。

講談社の新米編集者として現在に至る。。。

海外は面白そうだなー
国内は不作臭いなー

本読まなくなって５年くらい経つけど、だいぶ変わったなー

小暮写真館ってミステリなの？

>>21
編集ならもうそのつまらない自己主張は捨てて
これから作家を伸ばしてあげて下さいね

奥泉光さんの『鳥類学者のファンタジア』にはまった。

>>21
それは京極には勝てないだろうが、京極に勝てないでプロやってる中堅も沢山いるのでは。
例えば、何人のミステリ作家が松本清張に勝ててるのかっていう。

バウドリーノは？

キャロル・オコンネルは、「クリスマスに少女は還る」がすごく好きだったから、
「愛おしい骨」も読むつもりだったんだけど、結局読みきらず年末が来てしもたー

島田荘司だと…？

所詮ミステリー小説である時点で大してすごくはない

そもそも、凄いとか凄くないで読むもんではない。

巻末の分厚いカバーが邪魔

なんだかんだ『孤島の鬼』を越えるのを読んだことないなー

2位のタイトルだけ見て「高橋克彦か！」と思ったのは俺だけではないはず

>>17
麻耶雄高の名前を久しぶりに聞いたわ。
メルカトルシリーズの新作はまだかよ？

>>1
どれも読まない俺が素通りするぜよ
なんか手に取って読みたくなるのが無いのな

卵をめぐる祖父の冒険て凄い面白いらしいけどポケミスなのがなあ
普通の文庫で出してくれよ

フロスト警部の最終巻はいつ発売になるのかのう。

>>21
東野圭吾を読めよ

常連の東野圭吾は今年は書いてないの？

ミステリとは違うけど、ロバートＰパーカーの後継者みたいな人っている？
出きるならスペンサーがまた読みたい。

島田荘司が久しぶりに評価されて嬉しいね。
１位の貴志祐介は、ホラーでしょ。
いつも思うけど、ミステリとホラーは分けて欲しいなあ。

綾辻行人の怪奇感は90年代のヴィジュアル系文化と結構リンクしてたと思うが、京極の妖怪は違うよな。

麻耶雄高って新作出してたんだ

読まねば

貴志さん
おひさしぶりです。もう25年年以上経つんですねあなたと何回も飲んだ新宿西口。
応援してます。

>>46
きめぇ

『小暮写真館』ってミステリーの範疇に入るのか?
単なるオカルトだと思うが。

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼
　　　／　 _ノ 　ヽ､_　 ＼
　 ／ 　oﾟ⌒　　　⌒ﾟo　 ＼ 　今日もまた、大英百科事典を
　 |　　　　 （__人__）　　　　| 　Aから順番に書き写す仕事が始まるお…
　 ＼　　 　 ｀ ⌒´ 　 　 ／




　　　　　　　＿＿＿_　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　 ／::::::─三三─＼　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　／:::::::: （ ○）三（○）＼　　　　 |　赤毛連盟は解散する。　.|
　　|::::::::::::::::::::（__人__）:::: 　|　　　　 |　一八九〇年十月九日　　|
　　 ＼:::::::::　 　|r┬-| 　,／　 　　　|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|
　　　ノ::::::::　　　`ー'´　　＼

悪の教典はミステリーか？
つかこの程度の作品がトップかよ
貴志は嫌いではないけど、凡作だぞ

図書館でネット予約しておくと忘れた頃にメールで通知が来る

これ発表されると図書館の予約が一気に増えるんだよな

第12位　『死ねばいいのに』　浜田雅功

ハマタすげえええ

>>21
消え失せろ

モルグ街の殺人はほんとすごい

初の推理小説と言われてるのに　犯人があれとは
推理小説みんなが書きまくって一回転したあとにでた作品みたい

今の作品？ネットで目が疲れるからテレビすらほぼ音しか聞いてない
ましてや本なんてめんどくせ
そろそろラジカセでもひっぱりだそうかと思ってるのに

そういや　またラジオドラマ聞きたいな

京極の人物描写力がすごかったな。
あんなに登場人物の内面の動きを書ける作家はなかなかおらん

トラベルミステリーは？

京極の妖怪シリーズって、コスプレ小説って感じがする。
結局新本格のベースに載ってる小説だな。

ＷＯＲＬＤ ＷＡＲ Ｚの日本人描写最高だったなあ

京極夏彦の死ねばいいのにって題名はVIPで募集したって本当？

｢このミス2011文庫版｣誰か作って…

>>54
あったら絶対買う

>>1
こうして並べてみると、日本の作家のペンネームを読むだけで頭がつかれる
もういっぱい、ごちそうさん、て感じ

昔モダンホラーっぽいのばかり読み漁ったおれには海外はクックしかわからん
今回のもしつこいくらいのねちっこさなんだろうなあ

>>62
ミス専じゃないけど

Amazon.co.jp： おすすめ文庫王国２０１０?２０１１: 本の雑誌編集部: 本
http://www.amazon.co.jp/dp/4860112121/

>>36
来年短編集出すってよ
メルカトルシリーズ読んでるなら隻眼読んでもいいんでね
メルカトルシリーズとの繋がりはないけど

>>38
オサレな装丁には惹かれる

ちょうど写楽読んでる。けっこう面白い。

出せば必ずランクインの三津田信三
そんなに面白いの？
手に取る気がしないんだけど

トマス・Ｈ・クックの沼地の記憶はもっと評価されてもいい

>>12
それは明日、謎が解けるのでランクインは来年です。

内藤陳は元気かな

何年か前の、このミスに挙がってた、主人公が虫になるようなミステリーはひどかったな。
何と言うタイトルかも忘れた

コラムがくそつまらんかった
読みごたえが全然ない

深夜プラスワン

貴志祐介は好きだわ

>>73
ひまわりの咲かない夏か？

>>76
貴志祐介は面白いな。真保祐一も面白かったが劣化したなあ

>>77
それ。
このミスでは評価高かったよな

これ芸スポネタなの？っつうか悪の教典クソつまらなかったけど

悪の教典読んだが、クソそだった
意味もなくクソ長いんだよなあ
わざと話伸ばしてるし

これを1位にあげる奴って、絶対的な読書量が足りないだろ

島田雅彦の「悪貨」は入らなかったか・・・

後半にくっついてる短編小説がいらん
全部つまらんし

愚民大衆向けジャンルであるミステリー小説の時点で全然すごくない

水嶋ヒロは入ってないの？

芸スポ民で読書してるやつほとんどいねぇだろｗ

赤川次郎がないな

マジレスだがヒロの本は明日発売
当然このミス2010の対象外だ

折原一の追悼者、面白かったんだが入ってないのか

スレが伸びないなあ。ミステリー読むヤツというか本読むヤツって減ってきたのかなあ

麻耶雄嵩いつの間にか2冊も出してんじゃねんか！！

本格ミステリーの傑作おしえれ。
過去でも可。

>>92
ミステリーの範疇は人によって違うから難しいが、オレが自信持って勧められるのは、
真保祐一｢奪取｣、中島らも｢ガダラの豚｣ 、東野圭吾｢容疑者Xの献身｣、湊かなえ｢告白｣辺りかな。
少なくともオレは眠れないくらい続きが気になった小説だな

>>92
ダヴィンチコード

昔はミステリー読んでるなんて、とても恥ずかしくて
誇らしげに語れることじゃなかったのに、時代は変わったな

いつもテレビで放送しているのに西村京太郎先生が入ってないのはなぜ？

>>92
『虚無への供物』　ミステリー小説の金字塔

ミステリーとは言い難いが、篠田節子の「仮想儀礼」は時間を忘れて読んだなぁ。
間違いなく力作。新興宗教もの。

ところで来年は安楽椅子探偵の新作やるのか

知るかボケ

>>92
ミステリーではないけど貴志祐介の『黒い家』は傑作だったなあ
東野圭吾は『容疑者Xの献身』ももちろんいいけど、
個人的には『悪意』がよかった

>>92
宮部みゆきの「火車」がよかった。

貴志祐介って黒い家の人？
その後の作品がチープすぎて読まなくなった気がした

>>92
セイヤーズ「ナインテイラーズ」

道尾秀介入ってないのか。
向日葵の〜しか読んだことないけど。

去年ランクインした作家が今年は一人も入ってないね。

「クリムゾンの迷宮」はあまり本を読まない人にもお勧めできる

>>103
天使の囀り面白いじゃん

いくら吉外を装ってもさすがにハスミンは死刑だろ。

貴志祐介の「新世界より」は、アニメでも実写でもいいから映像化したら面白そうだ。
でも内容が残虐すぎて無理かな。

島田荘司ておい

まあどうせ貴志はクソだなんたらってレスで賑わいそうだけど
俺は「第7位　『水魑の如き沈むもの』　三津田信三」これが理解出来んのだよなぁ
シリーズだけど論理は破綻してるしごっちゃごちゃだし
全然読んでて楽しくも読後すっきりもせんのだがなあ

毎回、三津田は入るけど、あのカバー絵がラノベみたいだから
人気でもあんの？よく分からんわ

とりあえずこのミスの真実
数年前に、ユニバーサル横メルカトルを一位にした時点でこの賞は地に堕ちた