【サッカー/地決】讃岐DF下松・神崎(共に前所属・加古川)「上がれなかったら僕らのせいと思われたかもしれない。最高のゲームだった」

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1デニウ損▲φ ★
地域リーグの日本一を決める第34回全国地域リーグ決勝大会、決勝ラウンド3日目が5日、
千葉の市原臨海競技場で行われ、カマタマーレ讃岐(四国)が1−0で三洋電機洲本(関西)を下し優勝、
AC長野パルセイロ(北信越)はYSCC(関東)にPK戦1−3で敗れて2位となった。
この結果、優勝した讃岐と2位の長野がJFLに自動昇格、3位の三洋洲本はJFL17位のアルテ高崎との入れ替え戦に回ることとなった。

ともに今大会で本命視されていた讃岐と長野だったが、最終日はいずれも厳しい試合展開となった。
讃岐は三洋洲本に大苦戦。相手の猛攻に耐えしのぶ時間帯が続いたが、後半13分にキャプテン下松裕のFKを
神崎亮佑が頭で決め、これが決勝点となった。
下松も神崎も、バンディオンセ加古川(関西)から昨シーズンに移籍しており、2年前の地域決勝では1次ラウンドで涙を飲んだ経験を持っている。
「今回、もし上がれなかったら、僕らのせいだと思われたかもしれない。それだけに僕と神崎にとって、最高のゲームだった」と下松は感慨深く語った。
なお、今季の讃岐は四国リーグ、全社(全国社会人サッカー選手権大会)、そして地域決勝でいずれも無敗で優勝し、このカテゴリーでのグランドスラムを達成した。

また、長野はYSCCと激しい攻め合いを演じたものの、なかなかゴールを奪うことができず、スコアレスドロー。
大会規定により延長戦なしのPK戦が行われ、YSCCが3−1で勝利した。ただし90分以内で勝利できなかったYSCCは、3位の望みが
断たれてしまったため(※PK戦勝利は勝ち点2、PK戦敗北は勝ち点1)、全員が沈痛な面持ち。
一方、勝ち点1を上積みした長野は、この時点で2位以上を確定したものの、JFL昇格の実感が沸くまでに多少の時間を要してしまった。
試合後は、選手とサポーターがJFL昇格Tシャツを着て、喜びを分かち合っていた。

地域決勝の最終順位は以下のとおり(勝ち点/得失点)。

1位:カマタマーレ讃岐(8/+2)
2位:AC長野パルセイロ(5/+4)
3位:三洋電機洲本(3/−4)
4位:YSCC(2/−2)

■ソース
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/headlines/20101205-00000022-spnavi-socc.html