若い人間は知らないと思うが、昨日のラジオを聴いていたら、岡村が自ら語る症状が、
上方落語界の爆笑王と言われた、桂枝雀(故人)とあまりにも似すぎている。
興味のある方は、是非一度ウィキペディアを閲覧していただきたい。
桂枝雀 (2代目) 以下抜粋。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%82%E6%9E%9D%E9%9B%80_(2%E4%BB%A3%E7%9B%AE)
夫人によれば、落語やこれまで喋っていたときの大らかで陽気な性格とは違い、
家ではひどく陰気で、世間話もしない、テレビも見なかったので驚いたという。
1973年のある日、夫人がいつものようにタクシーから降りて見送ろうとすると、「演芸場に行くのが怖い」と言って、
その場にしゃがみこんでしまったという。 夫人は「えらいことが起きました」と米朝(※枝雀の師匠)に連絡し、
病院に連れていったところ、 重いうつ病と診断された。自分の芸に対して極限まで思いつめるところがあったという。
全ての事が悪いほうにいくように思えて仕方なく、食事も取らず、風呂も入らず、顔は青ざめ、家に篭りっきりに
なってしまった。夫人には「自分は幸せにしてやれないから別れてくれ」と泣いて頼み込むこともあったという。
ある日、グラタンの美味しさに感激した枝雀はその日からグラタンばかりを食べ続け、またある時は
てっちり(ふぐ鍋)ばかりを連日食べ続けるなど、毎回これらに付き合わされた 弟子は辟易していたという。
晩年には古典ネタをさらに練り上げ、どこまでも完成度を高めようとしたが本人は納得いかず、うつ病を再発。
そして・・・