ブンデスリーガのボルフスブルクがG大阪FW平井将生(22)の獲得に動いていることが2日、
明らかになった。平井は今季リーグ戦で14得点を記録したその非凡な決定力を、日本代表
MF長谷部誠(26)が所属するドイツの強豪に評価された。
平井も海外移籍を希望しており、今後の動向が注目される。
22歳の新鋭ストライカーにボルフスブルクが白羽の矢を立てた。ドイツのサッカー事情に
詳しい関係者は「ボルフスブルクが平井を狙っている」と話し、日本人選手の獲得候補の
“本命”としてリストアップしていることを明らかにした。
今季からドルトムントに移籍した香川がリーグ戦7得点と大活躍していることで、ドイツでは
日本人選手の評価が急上昇。11月にはレバークーゼン、シュツットガルトのスカウトが来日し、
Jリーグの試合を視察していた。ボルフスブルクも日本人選手の獲得を目指して、11月末に
スカウトを派遣。Jリーグの数試合を視察しただけでなく、平井のG大阪との契約内容などの
情報収集を行ったもようだ。
平井は今季、29試合に出場して14ゴールを挙げるなど大ブレーク。得点ランキングでは
4位につけており、日本人に限れば16得点でトップの前田(磐田)に次ぐ2位につけている。
後半戦は先発に定着していないため、10月24日の京都戦以来6試合ゴールから遠ざかって
いるが、若手のストライカーでは群を抜いた実績を残している。
ボルフスブルクが興味を示していることに関して平井は「今はG大阪でのプレーに集中するだけ」
と話した。だが、その一方で「海外でやってみたい気持ちは前からある。2部でもいいという気持ちも
ある」と強い海外志向があることも明かした。G大阪とは3年の契約を残しているものの、今季
年俸は600万円(推定)のため移籍金は2000万円程度で済むだけに、今後、正式なオファーが
届けば一気に移籍が成立する可能性もある。平井周辺がにわかに騒がしくなってきた。
ソースは
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2010/12/03/07.html ボルフスブルグが獲得を狙うG大阪FW平井
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2010/12/03/images/KFullNormal20101203165_l.jpg