【サッカー/アジア大会】日本、ボールを持つだけで地鳴りのようなブーイングの嵐ものともせず!

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1アフリカンフラグフィッシュφ ★
http://www.sanspo.com/soccer/news/101125/scc1011252241007-n1.htm

アジア大会第14日(25日、中国・広州)ピッチに降り注ぐ照明が金メダルをまばゆく輝かせた。

広州アジア大会で25日、日本のサッカー男子がアラブ首長国連邦(UAE)を1−0で下し、初の金メダルを勝ち取った。
ボールを持つだけで地鳴りのようなブーイングが響くアウェーの雰囲気にのまれず、女子に続くアベック金メダルを獲得した。

決勝会場は、広州中心部の天河体育場。スタンドの一角にはUAEの小旗を振り、中国語で「加油(頑張れ)」と声援を送る中国人サポーターも目立つ。
後半、押し込まれる展開の中、センタリングを受けた高知大4年の実藤友紀選手(21)のシュートがゴールネットに突き刺さった。

青いユニホームの約500人の日本サポーターだけでなく、入場者の大半を占めた中国人の観客からも「おおおっ」と歓声がわいた。
勝利の瞬間、選手はベンチから飛び出した控えメンバーと抱き合った。表彰式でメダルを受け取ると、全員で両手を高々と掲げた。スタッフも胴上げし喜びを爆発させた。

会場にいた情報技術(IT)エンジニアの中国人男性(28)はUAEを応援した。
「中国と日本は(日中戦争など)暗い歴史があるからね。でも日本選手の技術は高かった」とたたえた。