【Jリーグ】名古屋を頂点に導いた“両輪”
Jリーグ屈指の経営規模を誇りながら、「お荷物」「万年中位」と揶揄(やゆ)されていた名古屋が頂点を極めた背景には、有能な“両輪”の存在がある。
一人はストイコビッチ監督。もう一人は、柏、清水でフロント改革などに取り組んできた久米一正チーム統括本部長兼ゼネラル・マネジャー(GM)。
2人とも2008年に招聘(しょうへい)され、3年で結果を出したことになる。
就任時から「美しい攻撃サッカー」を掲げた指揮官は2年目の小川を抜擢(ばってき)するなど、
両サイドを幅広く使った戦術を徹底して1年目から上位をうかがった。しかし、優勝争いに慣れていないチームは
最終節で大分に引き分けて3位。その反省から「精神的な強さを身につける」を目標に掲げた昨季はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)との
“二兎”を追う中で層の薄さを露呈し、9位に沈んだ。
「もう一度、戦力の整備をする必要がある」(久米GM)との考えから、今季は、闘莉王、金崎ら代表クラスの選手を獲得。
優勝を確かなものにするだけの陣容と精神力を備えた。
今季、得点、失点とも突出した数字を残していないが、連敗は一度もなし。
一方で試合の立ち上がり15分間で挙げた10得点は最多、失点はわずかに1。
序盤に優勢な形を作って逃げ切る強さは先取点を奪った場合の圧倒的な勝率(19勝2分け1敗)にも表れている。
「しっかりとしたビジョンとサッカーを作れば長続きする」と今季を振り返った久米GMは
「来年はACLで優勝し、(親会社のトヨタがスポンサーとなっている)クラブワールドカップに出場して恩返ししたい」と次の目標を掲げた。
http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/101120/scr1011201929009-n1.htm 関連スレ
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