【文芸】新作『歌うクジラ』を出版した村上龍氏「何かを奪われた経験がなければ、何を守るべきかが分からない」
村上龍氏 新作「歌うクジラ」出版
格差社会の果て 生の希望
村上龍氏が新作『歌うクジラ』(講談社)を出した。100年後の22世紀を舞台に、格差社会の行
き着く先、再生への希望を描く。
北朝鮮の部隊が福岡ドームを占拠するという衝撃の近未来小説『半島を出よ』から5年。村上氏
は、どこへ向かうのか。
長寿のクジラから発見された不老不死の遺伝子が、「理想社会」と呼ばれる棲(す)み分けの始ま
りだった。最上層の人間だけが遺伝子を注入され、長生きする一方、中下層や移民は国家によっ
て分断されて生活する。最下層の子供として隔離された島で生まれ育ったアキラは、遺伝子の秘密
を託されて旅に出るが、行く先々で理想とは名ばかりの悲惨な現実を目にする――。
「不死遺伝子を全人類に与えると地球がパンクすると考えたのが始まり。少子化で移民が増え、
内乱が起こって棲み分けが進むと想定した」と村上氏は話す。「今の日本は異質なものへの寛容さ
を失っている。経済が悪いので内向きになり、異物を排除したがるが、そういう社会はすごく弱い」。
極端に高齢化した最上層、情報を遮断され、棲み分けへの怒りを忘れた中下層。主人公が見る地
獄絵図は、格差社会のなれの果てだ。
(
>>2以降へ続く)
■ソース:YOMIURI ONLINE (2010年10月26日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20101026-OYT8T00512.htm ■村上龍 長編小説 『歌うクジラ』電子版 オフィシャルサイト
http://www.ryumurakami.com/utaukujira/pc.html
(
>>1の続き)
島の生活しか知らないアキラは未知の状況で様々な危険に遭遇する。今、何が最優先かを考
え、生き延びる戦いは村上氏が『半島を出よ』『五分後の世界』などで繰り返し描いてきたテーマ。
今作では言語でも戦いが繰り広げられる。「文化経済効率化」という名目で敬語も否定され、多くの
人々は貧しい言葉で思考や感情まで権力に支配されている。だがアキラだけは自ら敬語を学び、
自分の言葉で思考する。移民の子孫はわざと日本語の助詞を間違えて話し、国家への抵抗を貫く。
「日本人は言葉を奪われた経験がないから、日本語の変容に鈍感。何かを奪われた経験がなけ
れば、何を守るべきかが分からない」
助詞を狂わせ、かっこ書きなしの会話が続く文体は決して読みやすくない。だが、緊密で強度に
満ちた描写は、高く評価された『半島を出よ』から「自由になるため」必要だったと言う。
「北朝鮮の兵士の話は制約が多く、自由に書けなくて大変な思いをした。そこから距離を取るに
は、同程度の密度を持った作品を書かなければ駄目。これで次は、違う冒険ができる」
今作は紙の本に先駆け、電子書籍として配信するという試みも行った。冒険の旅は、さらに続く。
(多葉田聡)
クォクォア・・・?
ryu's barでいろんなものを失った
なんかもう大体話見えるけど
一応読むかな
なんかこいつの本って
特になにがいいのか分からんけど
読むと思考がすっきりする感覚あるわ
6 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 15:18:54 ID:OMKCz2xOO
龍で面白い作品は
「限りなく透明に近いブルー」「海の向こうで戦争がはじまる」「コインロッカーベイビーズ」「69」「愛と幻想のファシズム」
「テニスボーイの憂鬱」「インザミソスープ」「昭和歌謡大全集」
あとは面白くない。
ただ、短編集だけど「村上龍映画短編集」は若い内に読んだ方がいい
夢を追いかけている人とか、ホントに力になる本
7 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 15:18:55 ID:1O5vUJ670
なんだ中国国内の話か、SFにしとけば誤魔化せると
むしろ秩序維持のために敬語を利用して支配してるのに?
9 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 15:19:38 ID:tt8dhVXI0
なんという19世紀SF
10 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 15:22:15 ID:mFWBrsp90
村上龍……そこそこに評価できる、数少ない現役日本人SF作家の一人。(マジレス)
やっぱ、トップクラスは、アメリカのダン・シモンズあたりですかねえ。
11 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 15:22:53 ID:OMKCz2xOO
それぞれ作品の中での主人公の名前は変えられてるけど、龍の自伝的な意味で
「69」(高校時代)→「限りなく透明に近いブルー」(プータロー時代)→「村上龍映画短編集」(美術学校時代)
と繋がってる
12 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 15:24:38 ID:fVUjhdPjO
中学の時部活帰りの夜道で処女を奪われて
童貞を守ろうと思った
ホモの魔の手からは逃れられない!
冗談だろ。
クソラノベ以下だな。
それよりラーメン屋は大丈夫なのか
16 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 15:28:01 ID:eIt7SVPm0
ショーンコネリー主演の「未来惑星ザルドス」みたいなものか
>今の日本は異質なものへの寛容さを失っている。
もうコレさえ言っときゃ何を書いてもOKという感じw
どうしようもない。
いまでも村上龍読者って
一定の割合で生じているのかなあ・・・
19 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 15:34:05 ID:+RgZNmD5O
また五分後の世界みたいにグダグダになんだろ
こういう時代に龍みたいな寓話作家は辛いな。
春樹に差をつけられて焦ってるよなぁ。
そういえば最近旅人と会ってるの?
>20
もともと方向性が違うんじゃない?
春樹はメディア嫌いだし。
23 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 15:38:52 ID:0HorZlbC0
ニセ村上ですか
ノーベル賞いつ取れるんだろ
25 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 15:40:26 ID:mFWBrsp90
村上春樹に拒否反応が強い俺は、
トパーズ、走れタカハシ、五分後の世界、半島を出よ、などの話が好き。
26 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 15:41:11 ID:wBHhdc3G0
限りなく透明に近いブルーは漫画のパクリ
27 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 15:41:35 ID:dCCVylUwO
まず何を守るかだけど、金額が高い宿泊券とかダイヤモンドだよね?
べに花油とか奪っていくヤツいないし。
28 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 15:42:22 ID:PziCIx0R0
中二病なの?
時事ネタに敏感ないつもの龍さん
村上龍って流行を常に周回遅れで追い続けてる作家というイメージ
最初の発想力がまず貧困だから作品全体としては個人的には評価は低い
ただ文章をグイグイ読ませる力はまだ持ってると思う
>>27 あのシステムじゃ奪うことはできても守れないだろw
昔は好んで読んでいたけどおっさんはもてるみたいなこと
頻繁に言い出してから読まなくなったわ
33 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 15:44:57 ID:OMKCz2xOO
>>20 昔、対談本出してるけどね
春樹はデビュー間もなくて、喫茶店と兼業で、龍が時代の寵児だった頃
お互い猫好きという事しか記憶に残ってないけど。春樹がかなり謙遜してたし
34 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 15:48:38 ID:+G4I5zrTP
春樹がノーベル賞取ったら祝いのコメント出すのかね
35 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 15:48:41 ID:Yy1xm5HV0
>>1 遺伝子操作で人間がクラス分けされるってのは
ハクスリーの『すばらしい新世界』みたいな話だなあ
てゆうか、現代日本語だって、明治政府が教科書を通じて国民に強制したもので
日本人はその土地の方言を奪われたようなもんだ
さすがに龍はバカだなあ
詩みたいな文章を書ける天才なんだから、
妙に”日本を考える”みたいなのをしなければいいのに
36 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 15:52:50 ID:yk3Muzl50
>33
へえそれは知らなかった。
その後春樹は海外で文筆活動。
作家になって良かった事って
嫌な人に会わなくて済むって答えるくらいだからw
龍はドメスティックな作家だから世界的に売れる訳じゃないけど
春樹より劣ってるとは思わないな
38 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 15:56:49 ID:ejq7+RAiO
もう社会派小説はやめて
「テニスボーイの憂鬱」みたいな
サクッと読めるお笑い小説に戻ってくれ
小説は結構面白いけど、エッセイ読んだら嫌な奴、TVで見たら小心な人だった。
40 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 16:02:20 ID:yk3Muzl50
>39
>エッセイ読んだら嫌な奴
同感。
自分が如何に偉いか、凄いか、美人と食事したか等々・・・。
書く事無いならエッセイ断れよ、と思う。
異質な物への寛容さって、欧米バンザイ日本ダメやってた
あんたらの事?w
戦後自ら無自覚に捨て去ってきたんだろ
奪われるも何も、守るべきものが大して残ってないというw
「ウォークドントラン」も知らん奴がいるとは。春樹がよく言う才能のある作家
とは、もしかして龍のこと指してるんじゃないかと思う事がある。
43 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 16:08:29 ID:XiGeARgpO
>>30 その無様さが龍のいいとこだと思うけどな。
あとは嘘を書かないところか。
で、嘘を書かないからこそ
>>39-40みたいなことになるんだろけど。
一回、村上龍と藤原新也が対談してみてほしいわ
こいつテレ東で糞企業家の提灯持ちしててすげーうざいわ
お前なんかに格差の何がわかるんだよ
47 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 16:33:32 ID:5tbY+x2U0
>>46 龍は既得権益とか生まれ育ちで生じる格差に批判的なのであって
実力や努力の差で生じる格差については肯定的なんだよ
三大村上
村上春樹
村上龍
村上知子
まじでうざい
こいつを評価してる福田和也もうざい
読んでると今でも頭のよさを維持してるなと思う
知的コンプレックスの持ち主からすると読んでて心地良い
読むことによってこっちのアタマも整理されるというか
でも才能の枯渇というか作家としてのピークはとっくに過ぎてるよね
ジャップどもは最初に命を奪われるべき
52 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 20:31:28 ID:UR1Vy4aR0
二階堂ミホをハル・ハートリーに奪われたこと?
なんかあざとい題名
54 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 20:33:53 ID:xcXEnuPP0
村上龍って村上春樹ほど評価されてないし、東野圭吾ほど売れてないのに、
メディアにはガンガン出てくるイメージ。
55 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 20:47:12 ID:LKxmiwsyO
岡ちゃんに対して上から目線の態度にあきれた
こいつはGHQによって奪われた日本語、日本文化を知らんのか?
>>55 逆に、岡田監督を司会者が下から持ち上げるとしたら、そうしなきゃならない理由は?
あの番組は誰が来てもあんな感じじゃないか?
俺はいつもの村上龍として違和感もなく、上から目線とも思わなかった。
岡田監督も時の人の割に舞い上がるでなく、小池栄子もいつも通りでミーハーでなく、好感持てたよ。
>>33 ウォークドントランか
読んだけどすっかり忘れちゃった…
ミステリー、SF系、経済系はいっぱいいるけど、
こういう近未来ネタで追随する作家がぱっと見当たらないのが不思議
かろうじて浮かんだのが、藤子F不二雄の初期短編集
60 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/26(火) 21:33:56 ID:UPbvxAir0
庵野秀明は、村上龍のプライドが高くてカッコつけで、そのくせ無様さが隠しきれない所が大好きだったな。
彼によれば、村上龍の最高傑作は「すべての男は消耗品である」に寄稿された山田詠美の解説。
半島を出よ
なぜか中国の話だと思いこんでネットで注文して
古代人の象形文字でデザインされた表紙に唖然として即捨てした
>>6 参考にさせてもらいます
龍族の司祭
昔、空飛ぶクジラというのはあったがな
大瀧乙
>>36 最近出た春樹のインタビュー集で、春樹は龍の小説を褒めてた。
「コインロッカー」を読んだ時にはショックを受けた、龍の立つ
地面の下には才能という油田が豊かにあって、一方で自分(春樹)の
油田はかなり深い場所にあるから、だから僕はそれを掘り返すのに
時間もかかるし苦労するんですとか何とか云々。
春樹がああやって無防備に褒める日本人作家って、中上健次と龍だけ
だと思う。
>>49 福田和也は、龍に対してかなり辛口で批判的だぞ。
「ブルー」〜「ファシズム」までしか評価できないって趣旨のことを
言ってる。
66 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/27(水) 13:01:37 ID:mYCsJ2QZ0
この人のサッカー関連のコラムは面白い
「五分後の世界」と「音楽の海岸」はタイトル買いしたな
内容もわりと面白かった
「ファイブ・フィンガーズ」読んで、村上龍は間違いなく「五分後の世界」の参考にしていると
思った。小隊で任務に赴くところや隊員の片目が飛び出るところなんかが酷似している。
70 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/27(水) 13:40:40 ID:0fU5Txg5O
春樹が誉めてたっけ?インタビュー集にのってないような
やれやれ
73 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/27(水) 13:47:00 ID:dQQuTJdxO
九州人は貧乏だからな
74 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/27(水) 15:17:05 ID:ogrAmhBH0
ピューと吹くジャガーのホモ美容師の出てくる話で
以外と繊細だ
っていうセリフ読んだ時に、笑いながら頭の隅で村上龍のこと思い出したな
75 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/27(水) 15:22:36 ID:kqEqAuXvO
有名人で誰に似てる?と訊かれ
デビュー当時の村上龍、と答えるようになって早6年
順調にドラえもん体型です
マラドーナって言っとけ
やっぱりMなんだろうか?
コックサッカーブルース読んでそう思った。
78 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/27(水) 17:32:30 ID:LAHckA4a0
何だおまえよぉ!?
ふざけんじゃねぇよお前これどうしてくれんだよ!?
異質なものへの寛容って過去の日本のどの時代よりも
寛容だと思うが
いったい村上龍をどの現実を見てるんだ
>>79 村上って高校時代のトラウマをいまだに引きずってるからね
81 :
名無し募集中。。。:2010/10/27(水) 18:48:35 ID:jYpKSBm60
トラウマって?
なんかアメリカのB級SF映画みたいな内容だな
作品の構想を練っている時はまさかヨーロッパで右傾化が進むと思ってなかったんだろうなあ。
南アフリカでのフランス代表の惨状とかもあったよね。
83 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/27(水) 19:01:56 ID:DdVPdOVMO
「消耗品」ってまだ続いているの?
最初の三冊くらい読んだが、本人が言っている通りあれは女が読むものだな
84 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/27(水) 19:04:06 ID:WrJfTtreO
そうか、公園でやられたぁ
ふざけんじゃねーよ
お前これどうしてくれんだよ
ざけんな!やめろ
>>83 イン・ザ・ミソスープあたりまでは出版されている作品ほとんど読んでいたけど
その「消耗品」の内容が気持ち悪くなってきて読むのやめたわ
あれ女が読もうが男が読もうが気持ち悪くない?
>>85 ドラえもん似の原人が書いてるの想像したら吐きそうになった
87 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/27(水) 20:13:45 ID:DdVPdOVMO
>>85 確かにオーディションを受けに来た女の話がやたらあった記憶があって違和感があったが、女が読めば違った感想を持つかも知れない
自分は20代後半だが「インザミソスープ」は読んでないや
「五分後の世界」までかな
「音楽の海岸」の方が新しいんだっけ?
いづれにしても「音楽の海岸」の最後の方の文章は今でも好きだな
ここまでほとんど幻冬舎の社員の自演です。
お仕事ご苦労様です。
えっ、私ですか? 明日も会社で会うじゃないですかw なんでもかんでも出版不況のせいにしましょうw
…売れるわけねーじゃん
89 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/27(水) 20:31:43 ID:qn3fvnmX0
コイツはラブ&ポップあたりから迷走し出した
90 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/27(水) 20:38:08 ID:qn3fvnmX0
あのキムで何が買えたかとか13歳の職業安定所とか変に社会派ぶるな。
お前はテニスボーイやF1は欧州のデカダンスとかやってるのが魅力なんだから。
91 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/27(水) 21:05:03 ID:jbOt3ZeqO
クォクォア…
92 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/27(水) 21:08:04 ID:UpGeYp1h0
>「北朝鮮の兵士の話は制約が多く、自由に書けなくて大変な思いをした。
それを書ききるのが民主主義国家の作家の義務だろが。
制約なんて言ってるが、自分達で勝手に線引きしてるだけだろ、このクソ団塊。
93 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/27(水) 22:06:15 ID:zkchxKlzO
>>52 その人て今、ニューヨークに住んでるんだっけ?小説のトパーズは
割りと面白かったけど映画の方はかなりハードなSMや男性キャストが
濃すぎて最後まで見れなかったわw
94 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/27(水) 22:09:33 ID:T5N8p0750
消耗品は作風かわってるよ。
この人の小説はいまいち良さがわからんけど
消耗品に書いてるところの先見性ってのは凄いと思う。
文章も綺麗だし貴重な作家じゃないの
>>92 何か勘違いしてるようだが
自主規制と言う意味での制約では無いと思うぞw
96 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/27(水) 23:22:51 ID:UpGeYp1h0
>>95 いや、基本的に日本で「書けない制約」という物は存在しないんだよ。
天皇を殺す妄想してる朝鮮人の小説まで出版されるのが日本なんだから。
自己保身と能力不足の言い訳を「(どこからの物とも明言できない)制約」で言い逃れしているだけ。
97 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/28(木) 03:52:00 ID:ci4AdW8UO
>89
ラブ&ポップは、
小説でもこんな表現方法があったかと驚いた覚えがある。
レンタルビデオ店の棚とか。
この人って敵がいないと小説が書けないんだろうなぁ
99 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/28(木) 04:02:41 ID:pE2u8gwe0
>>6 テニスボーイ OUT
コックサッカーブルーズ IN
100 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/28(木) 05:17:49 ID:eq4TFXpPO
>>96 日本に書けない制約は存在しない(キリッwwww
親の庇護のもとで一日中部屋にこもって、
社会との接触のない君には理解できないだろうが、
そんなカスみたいな正論がまかり通るほど世の中は甘くないんだよ。
101 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/28(木) 05:24:37 ID:QGJUV74k0
何だかんだいって
社会と本気で向き合って作品を創造してる龍って
春樹よりもはるかに偉大だと思う
馬鹿にするのが流行してるだけだな
102 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/28(木) 05:25:00 ID:mz4SbuKyO
>>100 こんな早朝から2ちゃんですか
世間の荒波は厳しいようですなwww
103 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/28(木) 05:37:42 ID:IXUvB76Y0
>>1 東横線沿線の高級住宅街の豪邸に住んで、
>「今の日本は異質なものへの寛容さを失っている。経済が悪いので内向きになり、
>異物を排除したがるが、そういう社会はすごく弱い」。
こんなセリフを吐かれても(笑)。
一度、無法中国人、朝鮮人、ブラジル人に乗っ取られた団地に家族で住んでみたら?
3年ぐらい寛容の精神で泥棒やマフィアたちと近所付き合いをして現実を噛みしめたあとで、
上のような寝言を吐けるなら多少は評価してやってもいい。
104 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/28(木) 05:47:32 ID:vFGWUzj10
龍って、その時にすでに流行っている時流を追いかけているだけのような気がする。
米軍基地とドラッグとか中田ヒデとか引きこもりとか格差とか。
実は本当に書きたいことがないんじゃないの?
その点、春樹の方が一貫しているような気がする。よく理解はできないけど。
105 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/28(木) 06:10:57 ID:4Lw1XOnV0
歌うクジラ と聞いてすぐ
おかあさんといっしょの番組内で聞いた、同じタイトルの歌が浮かんだ俺。
文才があれば、この小説の内容を踏まえて替え歌作るのにな〜
106 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/28(木) 06:19:55 ID:QGJUV74k0
SFの永遠古典H.G.ウェルズの「タイムマシン」も言ってみれば
格差社会批判の本だからなあ
人類の分裂がテーマでね
こういうのは評価されるべき
107 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/28(木) 06:21:39 ID:4YTNuH50O
待望の村上龍スレ 嬉しい
108 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/28(木) 06:22:43 ID:C+FotVgy0
なんだよ、なんだよ(期待)
109 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/28(木) 06:39:57 ID:NXPaV64V0
北朝鮮の実情暴露物を読んだ方がはるかに小説的。
110 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/28(木) 07:23:03 ID:d+rNqK7XO
俺の中では新しもん好きのオッサン
111
112 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/28(木) 07:30:23 ID:w1gZMoahO
かぜのさかな
>>103 そんな話は誰もしてないと思うよ。
君はブサヨと戦ってるうちに自分も気づかないうちにブサヨ的思考をするようになった典型例だ
村上龍が言っているのはもっと単純なこと。
自分の頭で思考し何かに頼らず自分で自分を守れるようになれば
異質なものに怯える必要はなくなるということなんだよ
114 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/28(木) 07:33:26 ID:vGVlnmkH0
115 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/29(金) 10:08:47 ID:V3lsv6hd0
龍の気持ち悪さはまだ許せるが
春樹の気持ち悪さは許せない
春樹と同様、ハッタリが効いてるけどなんにも残らない作家
117 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/29(金) 10:16:12 ID:iU1hAXA6O
昔、Ryu's Barとかいう変な番組あったよな
118 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/29(金) 10:17:32 ID:pJ86WKyBO
喋りは好きだが書くものは嫌い
>>6 インザミソスープほどひどいのは滅多にないと思ったがw ピアッシングってのもひどかった。
以下、上から目線の素人談義まだまだ続きます
.
121 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/29(金) 11:21:17 ID:iDHV4yte0
上から目線の素人談義を続けさせてもらうと、
>>6 自分も「海の向こうで」と「テニスボーイ」は好きだ。
「69」と「ファシズム」も、ちょっと馬鹿馬鹿しいけど面白かったな。
あと、まあ、「トパーズ」も。「超伝導ナイトクラブ」や
「コックサッカー」も笑えた。
でも、いちばん脂がのっていたのは「エクスタシー」とか「イビサ」の
頃だと思う。
自分は「料理小説集」の方が好きだな。ごく普通の人間でも勇気づけら
れる。
>>119 その2つは確かにひどい。「オーディション」とかな。あとマスクが
どうのこうのってタイトルのもひどかった。
いい作品に関してはめちゃくちゃいいが、やっぱ平均すると作品レベル
は春樹に負けてると思う。
122 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/29(金) 11:59:13 ID:jRaeY7Au0
発想がいまだにバブル期で止まってる感じだな。
大衆を迷える子羊と決めつけてくさしてれば、一定の読者はつくんだろうけど。
まあ、俺はそんなことにはなんの興味もないけどね。
123 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/29(金) 14:53:02 ID:02XKh/Ox0
また出来の悪い方の村上か
もうええて
124 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/29(金) 14:56:33 ID:J16J2L5N0
凄い左側に思想が偏った人だね。
125 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/29(金) 21:26:12 ID:lpiS1GbS0
村上龍も春樹のナルシズムも辻仁成のあれに比べればかわいいもんだ。
とはいっても、
名前が出るだけで話題になる最後の作家群だよな>ダブル村上
散々想像力の欠如がどうたらこうたら言ってたのに、
経験になったのね。
村上龍が翻訳したイリュージョンはよかった。凄くよかった。
129 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/30(土) 02:25:27 ID:oYnovkinO
九州人は貧乏だから仕方ないよ
130 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/30(土) 02:32:53 ID:gYUBtEjj0
希望の国のエクソダスはひどかった
131 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/30(土) 02:45:15 ID:CCCtnY9qO
>>130 高校生の頃読んで面白いと感じた
今読んだらどうだろうな。ウバステとか
10年くらい前昔2ちゃんねらーをもとにした話があったね。
133 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/30(土) 03:06:13 ID:TdDtW2aBO
いつもの最初だけ面白くて中盤からラストまでグダグダって展開?
134 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/30(土) 03:16:05 ID:J4LRvqRrO
この人が出てきてから、作家は顔を晒すなが持論になった。
顔を知った途端に作風を気持ち悪く感じるようになって、読みかけの「コインロッカーベイビーズ」を駅のホームにぶち捨てた。
135 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/30(土) 03:29:38 ID:mR5I7Zmx0
限りなく透明に近いブルー(1976年)海の向こうで戦争が始まる(1977年)
コインロッカー・ベイビーズ(1980年)だいじょうぶマイ・フレンド(1983年)
テニスボーイの憂鬱(1985年)69 sixty nine(1987年)
愛と幻想のファシズム(1987年)ラッフルズホテル(1989年)
コックサッカーブルース(1991年)超電導ナイトクラブ(1991年)
イビサ(1992年)長崎オランダ村(1992年)エクスタシー(1993年)
昭和歌謡大全集(1994年)五分後の世界(1994年)ピアッシング(1994年)
KYOKO(1995年)ヒュウガ・ウイルス 五分後の世界U(1996年)
メランコリア(1996年)ラブ&ポップ トパーズU(1996年)
はじめての夜 二度目の夜 最後の夜(1996年)オーディション(1997年)
イン ザ・ミソスープ(1997年)ライン(1998年)共生虫(2000年)
希望の国のエクソダス(2000年)タナトス(2001年)最後の家族(2001年)
悪魔のパス天使のゴール(2001年)2days 4girls 2日間で4人の女とセックスする方法(2002年)
半島を出よ(2005年)トパーズ(1988年)
すべての男は消耗品である。Vol.1-Vol.10(1987年-2009年)龍言飛語(1992年)
「普通の女の子」として存在したくないあなたへ。(1993年)
誰にでもできる恋愛(2000年)ダメな女(2001年)
だまされないために、わたしは経済を学んだ weekly report(2002年)
恋愛の格差(2002年)マクロ・日本経済からミクロ・あなた自身へ weekly report』2002年)
自殺よりはSEX 恋愛・女性論(2003年)エッセイ選
わたしは甘えているのでしょうか?27歳・OL(2006年)
案外、買い物好き(2007年)それでもわたしは、恋がしたい 幸福になりたい お金も欲しい(2008年)
無趣味のすすめ(2009年)
あの金で何が買えたか バブル・ファンタジー(1999年)
おじいさんは山へ金儲けに 時として、投資は希望を生む(2001年)
13歳のハローワーク(2003年)絵:はまのゆか
136 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/30(土) 03:34:32 ID:Pm8B/UAgO
すべての男〜と松本の遺書を読むと、若くして才能を開花させた男の天狗になり方は大体同じってのがわかる
>>135 これを見ると90年代に小説を書きまくって
00年代以降は社会問題評論家に転向したって感じだな
惰性
140 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/30(土) 10:21:49 ID:WLRLFr9A0
読者の中には村上龍に共感して、閉じて腐った日本社会の中で異物である俺かっこいいとか
思ってる人が多そうだな。まあ昔の俺がそうだったんだけどさw
小説家に顔なんて求めたことないけどあの顔ですべての男は〜書いてると思うと笑える
童話にでてくるカエルの王様みたいな顔と体型
コインロッカーベイビーズは面白いのに捨てるなんてもったいない
142 :
名無しさん@恐縮です:2010/10/30(土) 11:51:37 ID:FqL8J/PH0
相変わらずこの人の本は装丁が無駄に豪華だな
>>132 ああいう力まずに書いたようなものにたまにいいのがあるんだよこの人