【サッカー/日本代表】ザッケローニ監督会見 このチームでの課題は試合の流れを読むこと

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1アフリカンフラグフィッシュφ ★
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/text/kaiken/201010130001-spnavi.html

■素晴らしい才能を持った選手がいる素晴らしいチームだ

この試合は金曜日のアルゼンチン戦と同様に、フレンドリーマッチとは言えない雰囲気になった。2つのタイプの異なるチームが全力を出し切った。
韓国はフィジカルとガッツを前面に押し出したサッカーで、日本は持っている技術をベースにポゼッションを高めて仕掛けるサッカーをしていた。

今日の日本は、それができた場面とできなかった場面があった。日本のDFからFWまでの距離が狭まりすぎたときは、なかなかスペースが作れず、うまくいかないところがあった。
逆に、うまくサイドチェンジして、サイドから攻撃ができたことには満足している。特に右サイドから、多くのチャンスが生まれたと認識している。

日本がサイドにできるスペース、そのスペースをうまく突いたときには、どんな相手でもかなり怖い存在になれると思う。
このチームは、素晴らしい才能を持った選手がいる素晴らしいチームだと思う。まだまだ伸びしろはあると思う。

このチームに対してのわたしの目的はいくつかあるが、1つ目は選手たちをよく知ること、2つ目はその選手たちにもっと能力があるという自信を植え付けることだ。
試合前、われわれが恐れていたのは相手のフィジカルの強さを生かしたセットプレー、それから10番(パク・チュヨン)を起点に始まるカウンターにも注意するように伝えた。

普段、わたしの選手は技術的に優れているので、ボールを回しているときに今日のような多くのミスをすることはない。ピッチコンディションも日本には不利に働いたと思う。

――試合後、判定に不満がある様子を見せていたが

 答えはノーだ。正直、気付いてもいなかった。主審にあいさつはした記憶はあるが、副審にはあいさつはしなかったようだ。

(つづく)