【MLB】メジャーリーグの監督たちがイチローを絶賛！　「殿堂入りは間違いない」「とてつもない記録」

　米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手が日米通算３５００安打を突破した。
日米の安打数を合算した数字を、大リーグ関係者たちはどう受け止めているのか。

　イチローを「お気に入りの選手」と言うレイズのマドン監督は
「違うリーグだから、記録は分けて考える方が自然」と指摘。
エンゼルスのソーシア監督は「（３５００安打は）とてつもない記録」と評価する一方、
「米野球殿堂入りの評価基準としては、メジャーで残した成績だけを考慮すべきだ」と、
マドン監督の意見に同調した。

　大リーグで選手の偉大な功績を測るとき、一つの目安となるのは野球殿堂入りに値するかどうか。
両監督ともイチローの殿堂入りには太鼓判を押す。
ソーシア監督は「メジャーでの実績と能力を考えれば間違いない。
（日米）両リーグで殿堂入りした選手になるだろう」と予想し、
マドン監督は「両リーグで驚異的に安打を積み上げた選手として、
殿堂入りした選手の中でも極めてユニークな存在となる」という見方を示した。

　インディアンスのアクタ監督は「両国の野球ファンが彼のプレーを堪能できたというのは、
最高にぜいたくなこと」と話す。一方で、「もし２０代前半から米国でプレーしていたら、
どれだけのヒットを積み上げたのか、と思わずにはいられない」と少し残念そうでもある。
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2010092000244