野球の独立リーグ、ジャパン・フューチャーベースボールリーグ(JFBL)が、
今季限りでリーグとしての活動を休止することが13日、明らかになった。
JFBLは17日に、大阪市内と津市内で会見を行い、休止に至る経緯を説明する。
JFBLは、関西独立リーグを脱退した三重と大阪の2球団で昨冬に設立。
今春からリーグ戦と四国・九州アイランドリーグとの交流戦を実施している。
しかし、6月に大阪の8選手の野球賭博への関与が判明、
大阪はメーンスポンサーが撤退して資金繰りが悪化。
一時は球団経営から撤退の可能性もあった。
営業活動の強化などで今季を乗り切るメドはついたが、
来季以降の見通しは立っていないという。
JFBL側でも2球団が、三重と大阪という地域性の違いなどもあり、
リーグ全体のスポンサー確保が難しい状態だという。
両球団が12日に話し合った結果、
来季以降の球団存続へ独自で努力するとの結論に達し、
わずか1シーズンでリーグ活動の休止が決まった。
両球団ともほかの独立リーグへの加盟を模索するなど、現時点では
来季以降もプロ球団としての活動を継続する意向。
http://www.sanspo.com/baseball/news/100914/bso1009140223000-n1.htm