J2大分が経営責任調査 溝畑氏1千万円返還に合意
Jリーグ2部(J2)の大分は31日、深刻な経営難により昨年辞任した前社長の
溝畑宏観光庁長官の経営責任に関する第三者委員会の調査結果を大分市内で発表し、
溝畑氏に987万円余りの返還を求めたことを明らかにした。返還分の大半は取締役会の承認を経ずに支給された、手続きに不備があった役員報酬分。
大分側は損害賠償を求めず、溝畑氏とは大分への貸付金(債権)の一部である1千万円を放棄する形で合意したという。
委員会は昨季、大分が約6億円の赤字を出した原因を調査した。選手らの年俸総額が前のシーズンから
約1億円増え、約1億2500万円の移籍金支払い義務があったことや、シーズン途中で2選手を補強した点を検証。
法的責任は問えないと結論づけた。
溝畑氏はこの日「当時の社長として道義的責任を感じております」と文書で謝罪した。
[ 2010年08月31日 18:55
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