【野球】登板アナウンスで大ブーイング 阪神・中継ぎコンビ(安藤・久保田)の嫌われ度

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1みどりんφ ★
阪神は15日のヤクルト戦で9−6と逆転勝利し、再び首位の座を巨人から奪い返した。
京セラドーム大阪に詰めかけた3万3909人のファンは、さぞ万々歳かと思いきや、
意外にも阪神ベンチに虎党からの“嫌われ者”の存在が。
不調の中継ぎコンビ、安藤優也投手(32)、久保田智之投手(29)だ。
優勝のカギを握る2人は、スタンドからの大ブーイングを発奮材料に変えることができるか。 

2005年以来、5年ぶりのV奪回へ向け、盛り上がる阪神ファン。
10連勝と上げ潮ムードのヤクルトを連破しての首位浮上に、試合後は六甲おろしの大合唱だ。
しかし、金本、城島の快打、守護神・藤川の快投に大歓声をあげるスタンドが、
2人の選手の名前がコールされるたびに大ブーイングに包まれる。

15日のヤクルト戦の5回無死一、三塁の場面。
先発・下柳に代わる2番手投手として「安藤」の名がアナウンスされると、
スタンドの阪神ファンから口々に「エ〜ッ!!」という叫び声が一斉にあがり、場内がざわめきだした。

安藤は8月に入って7試合で8失点。今季は先発から中継ぎに降格し、1勝3敗、防御率6・90。
出るたびにリリーフを失敗しているイメージがついてしまったがゆえのファンからの拒否反応だった。

この異様なムードの中、マウンドにあがった安藤は“逆風”をはね返せず、相川に2点タイムリーを打たれて逆転を許した。
外野席のファンからは紙コップがグラウンドに投げ入れられ、マートンが投げ返す一幕も。
チームの快進撃で連日沸く球場も、この時ばかりは1990年代の低迷暗黒時代を思い起こさせる様相となった。

7回表には、もう一人の“嫌われ者”、久保田が4番手で登場。今季47試合49イニング投げて被安打57の31失点。
連打を浴びるシーンが繰り返され、スタンドからは、再び「エ〜ッ!!」と拒否反応。

http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20100816/bbl1008161251003-n2.htm