【文芸】第22回日本ファンタジーノベル大賞は紫野貴李「前夜の航跡」に決定!優秀賞は石野晶「月のさなぎ」[10/08/11]

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1 ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★
ファンタジーノベル大賞に「前夜の航跡」

 第22回日本ファンタジーノベル大賞(読売新聞東京本社・清水建設主催、新潮社後援)の選考結果が
11日発表され、大賞は埼玉県の無職、紫野(しの)貴李(きり)さん(50)の「前夜の航跡」、
優秀賞は岩手県の店員、石野晶(あきら)さん(31)=本名・泉田洋子=の「月のさなぎ」に決まった。

 賞金は大賞500万円、優秀賞100万円。授賞式は11月22日午後6時、東京・丸の内のクラブ関東で。

■ソース:YOMIURI ONLIEN (2010年8月11日21時31分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20100811-OYT1T00941.htm

■日本ファンタジーノベル大賞|新潮社
http://www.shinchosha.co.jp/prizes/fantasy/

■主な受賞作家
酒見賢一 岩本隆雄 鈴木光司 佐藤亜紀 北野勇作 佐藤哲也
池上永一 銀林みのる 涼元悠一 宇月原晴明 粕谷知世 畠中恵
西崎憲 森見登美彦 平山瑞穂 越谷オサム 仁木英之 など
2名無しさん@恐縮です:2010/08/12(木) 23:10:28 ID:xuEscbMsO
まだ続いてたのか、この賞
「後宮小説」では4回ほど抜いたが
3名無しさん@恐縮です:2010/08/12(木) 23:11:38 ID:PLMKzbqnO
今だとラノベにジャンル分けされるよねこれ
池上永一の作品とかアニメ化したし
4名無しさん@恐縮です:2010/08/12(木) 23:13:08 ID:GvA4XYr60
名前に李の字がつく奴
5名無しさん@恐縮です:2010/08/12(木) 23:14:33 ID:i0FWX8xc0
江葉ちゃんだけはガチ
6名無しさん@恐縮です:2010/08/12(木) 23:17:09 ID:U2tw0rD50
そして盗作発覚
7名無しさん@恐縮です:2010/08/12(木) 23:17:36 ID:06L1Z/pg0
なかなか良い受賞者を輩出してる賞
しかし昔から賞金500万も出てたっけ?
8名無しさん@恐縮です:2010/08/12(木) 23:21:04 ID:VL25bdyf0
>>5
同意せざるを得ない
9名無しさん@恐縮です:2010/08/12(木) 23:22:00 ID:UlAqM/EM0
>酒見賢一 岩本隆雄 鈴木光司
この3人しか知らない
10名無しさん@恐縮です:2010/08/12(木) 23:22:10 ID:rlYU7QevO
読売新聞のインタビューで、三十代で仕事をやめてペンだけで生きていくと決めてやってきたそうだが、
いつ報われるとも知れない原稿書きを15年もよく続けてこれたね。
精神力がすごい。
11名無しさん@恐縮です:2010/08/12(木) 23:23:48 ID:d5Wf3fsC0
ファンペルシー
12名無しさん@恐縮です:2010/08/12(木) 23:46:53 ID:FLB6vsQPP
月のさなぎ?

一瞬、1Q84かと思った。
13名無しさん@恐縮です:2010/08/12(木) 23:50:46 ID:EiwpOecI0
>>10
すげぇ……
14名無しさん@恐縮です:2010/08/12(木) 23:51:20 ID:6lurOlla0
けっこう優秀な人材を出してる賞だよね
酒見賢一、鈴木光司、佐藤亜紀、池上永一、宇月原晴明、森見登美彦、平山瑞穂、畠中恵は
小説好きならどれも名前を聞いたことぐらいはあるだろうクラスだし
北野勇作、佐藤哲也、西條奈加も充分作家としてやっていけてる
15 ◆GinGaOoo.. :2010/08/13(金) 00:06:54 ID:mFXB5+CY0
しまった、岩本氏は受賞はしてなかった…。
出身作家なら恩田陸、高野史緒を入れても良いかな。
16 ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★:2010/08/13(金) 00:14:04 ID:???0
>>10
第22回日本ファンタジーノベル大賞に決まった紫(し)野(の)貴李(きり)さん(50)

 作家になる。そのためだけに挑戦を続けてきた。
20歳の頃に小説の賞への応募を始め、漫画家を志した時期も。

 14年前、店員の仕事を辞めてからは創作に専念。
「夢は、見ているうちは実現しない。実践あるのみとの信念でやってきた」。
50歳でつかんだ栄冠に「だまされているみたい……」と戸惑う。

 昭和初期が舞台の受賞作「前夜の航跡」は、海難事故に遭遇する日本海軍の将校らに、
ひたむきな作者の姿が重なる。戦闘ではなく訓練の話に絞ったのは、
「華やかな勝利とかより、海の男の生活をリアルに描きたかった」から。

 旧海軍の詳細な知識は、日露戦争を扱った司馬遼太郎の『坂の上の雲』に感銘を受け、
20代で関連書を熟読したことが生きた。彫った猫が生き、彫った手が霊を鎮める。
物語の中で奇跡を起こす仏師も、高校時代から仏像に引かれていたことが元。
「長年親しんできたものが合体してこの話で実を結んだ」

 自費出版で本を出したこともある。が、大手出版社から本が出るのは、初めて。
「この世界の厳しさも知っている。だから私は、挑戦者であり続ける」(文化部 佐藤憲一)

■ソース:YOMIURI ONLINE (2010年8月12日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20100812-OYT8T00270.htm
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20100812-945712-1-L.jpg 撮影・松本剛
17名無しさん@恐縮です:2010/08/13(金) 00:27:47 ID:ARD9F0+p0
「第1回ちよだ文学賞」
http://www.city.chiyoda.lg.jp/press/release/20070316/0316_3.htm
【大賞】(賞金200万円)
作者:紫野 貴李(しの きり)…狭山市在住の女性(47歳)
作品名:『櫻観音』(さくらかんのん)
18名無しさん@恐縮です
おっと空気さなぎの話題はそこまでだ