【サッカー】TDKサッカー部を引き継ぎJFLに参入した「ブラウブリッツ秋田」 来年のJリーグ準加盟目指す

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1臣亮言φ ★

「ブラウブリッツ秋田」好調 来年のJリーグ準加盟目指す


日本フットボールリーグ(JFL)のTDKサッカー部(秋田県にかほ市)を引き継ぎ、
今シーズンからJFLに参入したブラウブリッツ秋田が善戦している。
後期第3節を終えて昨シーズンのTDKの10位を上回る5位(9勝4分け7敗)につけた。
運営会社は来年のJリーグ準加盟を目指しており、監督と選手は「優勝して来季に勢いをつなげたい」と意気込む。

「初シーズン」の出だしは上々で、第3節までを2勝1分けで乗り切り、一時は18チーム中、首位に立った。
その後、アウェーで苦戦し10位まで後退したが、第13節以降は5勝1分け2敗と調子を上げた。

今月11日は暫定首位のガイナーレ鳥取に逆転勝ち。
後期第3節の18日はソニー仙台に惜敗したが、上位争いに食い込む5位を維持している。

躍進の原動力の一つは、16点を挙げてリーグ得点王争いを独走するFW松田正俊選手の存在。
「調子の良い選手を起用する」という横山博敏監督の方針も功を奏し、選手間の競争意識を呼び覚ました。

運営会社の秋田フットボールクラブは来年1月の準加盟申請を目指す。
目標は「優勝」だが、最低でも準加盟チームがJ2に上がる昇格圏内(4位以内)に入り、来シーズンに弾みをつけたいところだ。
ホーム10試合の観客動員数は1試合平均1185人を記録。昨シーズン(TDK)の741人より増加したが、
準加盟した後にJ2昇格に必要な3000人にはまだ及ばない。

横山監督は「後期序盤で勝ち点を積み重ねられれば、優勝争いも現実味を帯びてくる。
選手が最後まで戦い抜く姿をスタジアムまで見に来てほしい」と、躍進に向けてサポーターの後押しを呼び掛けている。

次節は25日、由利本荘市の西目カントリーパークサッカー場で7位の横河武蔵野FCと対戦する。


ゴールを狙う主将のFW横山聡選手(右)。チーム一丸で北東北初のJリーグチームを目指す
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http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100721t44005.htm