【サッカー/日本代表】中村俊輔「耐えるのがつらかった…」「今思えば、足首じゃないね。僕の実力がなかった」
2 :
鳥φ ★:
(>1の続き)
大会前から「年齢的にも今回が最後かな」とは思っていたが、こんな形で終わるはずではなかった。
「今回、使われなかったことは、02年の落選よりショックだった。02年は、これに比べるとかすり傷かな。
中学時代にマリノスユースに上がれなかったことを超えたね」。サッカー人生の集大成と思っていたが、
そのチャンスすらまともにもらえず、不完全燃焼に終わった。
「すべてが終わった今思えば、足首じゃないね。僕の実力がなかったね。
本田みたいに1トップでも何でもできる選手じゃないとね」。00年シドニー五輪では希望した
トップ下を中田英に奪われ、左サイドで出場した。
大会後「自分の存在が戦術を変えられるくらいの選手になりたい」と悔しがった。
日韓大会に落選し、司令塔として臨んだドイツW杯は体調不良で、不調に終わった。
「オレは本当にW杯とは縁がないね。これも運命かな」としみじみと振り返る。
人生、山あり谷あり。「次は山に登るよ」。不惑の年齢を過ぎても現役を張るカズ(三浦知良)を尊敬する。
「ああいうサッカー人生は格好いい。オレにできるかな」。一世を風靡(ふうび)したスターが、
第一線からは身を引いた。しかし、永遠のサッカー小僧が、燃え尽きることはない。
「悔しい思いをした分、次に生かせないとね」と寂しそうに笑った。現役としての第2幕が、始まる。