J1昇格で人気回復を (2010/06/23)
1週間の休養後の21日、練習を再開したコンサドーレ。今後、ブランド力向上ができるか―
W杯開幕直前のテストマッチでは結果が出ず岡田さんはサポーターやメディアからすさまじいバッシングを受けた。
それがカメルーン戦後は手のひらを返したように論調は一変−。まあ、勝負の世界は結果がすべてなだけに
仕方のないことではあるのだが、あまりの変わりようにはちょっとうんざりする部分もある。
普段、Jリーグには見向きもしない一般人がデンマークはどうのこうの、引き分け狙いじゃ危ないとか
言ったりするのである。全国民が「監督」であるブラジルなどに比べたら日本代表監督、
選手が受けるプレッシャーなどかわいいものだが。
それだけ日本でもW杯が注目されていると喜ばなければならない。サッカーのW杯以外でこれほど
日本がひとつになりナショナリズムを感じることがあるだろうか。それはオリンピック、
野球のWBCをもしのいでいる。だがW杯だけでなくJリーグがもっとレベルアップし盛り上がらないと
サッカーが絶対的一番の国であるブラジル、オランダ、デンマークなどに勝てるわけがないのである
(だからカメルーンに勝ったのはすごいことなのだ)。
コンサドーレをさほど応援しない人でも日本代表に興味がある人は多い。それはなぜか。
コンサのサッカーが弱くてつまらないからか。今の代表だってたいしておもしろくないし
世界のサッカー界の中ではまだ2部リーグにいるようなものだ。
ではどうして? マスコミがとりあげ報道するからだ。どうしてマスコミは代表をとりあげるのか。
やはりW杯を含むそのブランド力である。カズ、中田、中村俊介、本田など話題性のあるスターがいて
おいしいコンテンツだからだ。
(
>>2以降に続く)
ソース:北海道新聞(06/25)
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/consa-burn/94908.html