【サッカー/W杯】FIFA会長、アフリカ枠を増やす意向、アジア枠は今大会2カ国決勝Tに進出しなければ削減を示唆

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【W杯】真価問われるアジア勢

 サッカーワールドカップ(W杯)南アフリカ大会は1次リーグ2カード目に入り、4カ国が出場しているアジア勢は日本戦までに2勝4敗。
日本、韓国が幸先よく勝ち点3を挙げたが、2戦目でともに強豪に敗れ、北朝鮮、オーストラリアは初戦を落とした。
2006年ドイツ大会は代表4カ国が1次リーグで全滅。現在の4・5枠が維持されるかどうかは今大会の結果に懸かっており、
アジア勢にとってはその意味からも正念場の戦いが続きそうだ。(W杯取材班)

 過去のW杯18大会を振り返ると、アジア勢の最高順位は02年日韓大会における韓国の4位。
ホームアドバンテージをいかんなく発揮し、スペインやイタリアといった強豪を次々に撃破したのは記憶に新しい。
ほかの大陸で開催された大会では、1966年イングランド大会で北朝鮮がベスト8に進出したのが最高だ。

 アジア勢が予選を突破してW杯本大会にコマを進めたのは、1954年スイス大会の韓国が初めて。
だが、ハンガリーに0−9、トルコに0−7で敗れ、あっけなく姿を消した。オセアニア予選と分離し、
単独2枠が与えられた1986年メキシコ大会以降、日韓大会以外で1次リーグを突破したのは1994年米国大会のサウジアラビアだけ。
「サッカー後進国」と揶揄(やゆ)されても仕方がないほど、欧州や南米との実力差を見せつけられている。

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http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/100619/scr1006191758044-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/100619/scr1006191758044-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/100619/scr1006191758044-n3.htm
アルゼンチン戦の後半、テベスと競り合う韓国の金南一(左)、李正秀(右)=ヨハネスブルクのサッカーシティー競技場(共同)
http://sankei.jp.msn.com/photos/sports/soccer/100619/scr1006191758044-p1.jpg